小学校通学路の安全点検〜好事例〜
世田谷区では全小学校の通学路安全点検が行われており、
既に半分程の学校で実施されています。
息子達が通う地元の小学校の点検に立ち会ったところ、
道路管理者と警察のあまりに改善意欲に欠ける形式的な取組みに怒り心頭、
と、先日のブログで報告しましたが、
今週行われた文教常任委員会でこの改善に取り組むべきだと要求してきたところです。
そして、昨日はやはり車の通りが激しく通学路が危険だと耳にしていた
二子玉川小学校で、通学路安全点検が行われるということで立ち会ってきました。
教育委員会事務局の担当者は同じ方でしたが、
このエリアは警察が玉川警察で道路管理は区役所の工事第2課となるので
担当者が前回と異なり、すばらしい対応でした!
校門前の道路は幅員の狭い商店街。
にも関わらず、車は双方向通行でひっきりなしに通行しています。
駅に近い交差点では自転車と歩行者と車が常時通行がある状態で
本当に危険だと感じました。
すでに、学校やPTAからの要望を受けて、これまでにも対策をとってきたものの
それでも一時停止をしない自転車が多く、
スクールゾーンの侵入抑止柵を退かして侵入する車もある実態などがわかりました。
この状況から、警察の人も道路管理者(区の担当者)も具体的な提案を
次々と出してくれたのです。前回の担当者達とは雲泥の差です。
区の担当者から詳しく状況を聞くと、区内には対策が必要だと感じる危険箇所は多く、
業者に発注もかけているが、工事等が追いついていなかったり、
予算的に対処できなかったりという課題があることも見えてきました。
PTAの方々もこの2人の担当者とは頻繁にやりとりをしていたようですし、
PTAの方も予め写真入りで危険箇所を示す資料を手作りし、送付していたとのことで
地域一体となって子どもの安全確保に取り組んでいる様子が伺えました。
このような好事例を全小学校で共有していくことも必要であり、
風間としては、安全対策として必要な予算をきちんと要求していくことと
好事例を区内全域に広めていくように働きかけていこうと思いました。