待機児解消と児童の安全対策に関する新たな政策提案
解散総選挙がきまりましたが、
世田谷区議会は予定どおり来週から第4回定例会が始まります。
風間は一般質問を担当しますが、今回は6番目の登壇となりました。
(一般質問の順番決めはくじ引きで行います)
本会議での質問は事前に項目を「通告」することになっており、
区議会ホームページでも掲載されていますが、
今回風間は以下の項目を通告しました。
1. 空家活用の小規模保育やこども園拡充等の大胆な取り組みで待機児童を解消せよ
2. 国策で縮小する不妊治療費助成を区は守れ
3. 子どもの安全確保に向けてWHOのインターナショナルセーフコミュニティを目指せ
通告をすると、答弁を担当する部署の課長が取材(ヒアリング)に来て
どのような内容かを確認し、答弁書の作成に入ります。
殆どの議員が原稿を作成し、これを議場で読み上げます。
多くの議員はこの原稿を役人に提供し、
役人はそれに基づいた答弁書を作成し、庁内で決済したものを議場で読み上げる、
これが本会議の代表・一般質問の実態なので、見方によれば読み上げ合戦です。
風間も会派を代表して行う代表質問は会派内合意形成の為に原稿を作成しますが、
一般質問は役人も自分自身も緊張感を持つ必要があると考え、3年前から
原稿なしで行うようにしています。
さて、話を元に戻しますと、
今回の質問では他自治体の優良な取組み事例を引き合いに
新たな政策提案を2つ行います。
ひとつは、空家活用の小規模保育整備。
世田谷区がこれまでに取り組んできた空家活用とは異なります。
空家の持ち主が積極的に手をあげやすくなる取組みを
他の自治体が取り組んでいることを調査し、
このモデルを流用して小規模保育を整備していく
という提案をする予定です。
ふたつめは、インターナショナルセーフコミュニティー及び、
インターナショナルセーフスクール導入の提案です。
これも他の自治体が既に取り組んでおりますが、
区内児童が下校中に交通事故死したという悲しい経験を機に
世田谷区は取り組むべきだと提案します。
いずれの事例もヒアリングに来た課長たちの様子から
これまで役所内で研究されていなかったようですが、
世田谷区の抱える課題解決策としてそれほどハードルが高いものではありませんから
どのような答弁になるのか、期待したいところです。
11月26日水曜日、15:10ごろの登壇になる予定です。
動画中継もありますので、お時間ある方は是非ご覧ください!