世田谷区のいじめ相談9ヶ月で28人!
本日の文教常任委員会で、報告事項の最初のトピックが
世田谷区子どもの人権擁護機関「せたがやホッと子どもサポート」
の活動報告でした。
保坂区長肝いりで導入された通称「せたホッと」ですが、
スタートから9ヶ月で相談内容のトップが「いじめ」で28人とのことでした。
次いで21人が対人関係ということで、合計132人の相談を受け付けたそうです。
これまでどこにも相談できなかった子どもや保護者にとっては
電話やメールで相談できる新たな窓口ができたことで
アプローチしてきたことが考えられますから、
大きな意味があったものだと思います。
ちなみにこの取組みが議会で諮られた際に自民党は何故か反対でした。。
今日の委員会で風間としては、教育委員会がこの実態をどのように捉えて
いじめ撲滅にむけた取組みを進めていくのかが重要だと問いただしました。
特に昨日報道されていた豊橋市でのいじめの報道
(いじめをかばった小3女子に男子が飛び蹴りし、担任は新任で遊びと認識)
を引き合いに、教員の感度の鈍さや指導力不足の問題解決に向けて
取組むよう求めました。
答弁では、世田谷区の学校でもいじめがあるということを否定できないと
言質をとりましたし、全国的に何かと隠蔽傾向と言われてきたこの問題に
世田谷区教委は正面から取組む姿勢を確認しました。
あくまでも世田谷の区立学校でいじめがなくなる状態にすることが重要ですから、
引き続き学校現場の実態を把握しつつ、教育委員会の取組みを注視していきます。