区議会第1回定例会が始まりました
今日から、世田谷区議会第1回定例会が始まりました。
今日、明日、明後日と議会が続き、会期が3月27日までと長丁場ですが、
来年度の予算編成を決める重要な議会ですのでしっかりと取り組んで参ります。
冒頭保坂区長より招集挨拶があり、
来年度の予算編成、取り組みについて説明がありました。
以下本日の保坂区長の説明の要旨をまとめました。
来年度の方向性を決める大切なものですので是非ご一読下さい。
保育・待機児について
・今年6月までに300人の定員拡大。来年4月の当初計画800人よりも200人を追加(②1000人に拡大)、今年度と平成25年度あわせて(①+②)1300人の定員を確保する。
・民有地活用で「提案型の保育園」を整備
・保育園整備の可能性のある土地・建物の物件情報を集約、運営事業者に提供
・地域密着小規模保育「認証保育所実施型」「グループ保育型」の拡充
・UR都市機構と連携して、家庭的保育事業を準備中
・都の小規模保育の助成を活用、要件を検討
防災について
・それぞれの地域のニーズに合わせて地域行政を見直し。
・区の施設の機能を強化・相互連携、地域コミュニティの再生で、地区防災対策を推進。
環境・エネルギーについて
・国の「環境モデル都市」に応募して、5年間のアクションプランを製作。
・「世田谷ソーラーさんさん事業」で太陽光発電システムを推進し、省エネ型の暮らしの転換を目指す。
高齢者の見守りネットワークについて
・モデル事業「地区高齢者見守りネットワークづくり」を推進
・認知症在宅支援センター設置を検討。「せたがや・がやがや館」(http://www.city.setagaya.lg.jp/shisetsu/1210/1252/d00120588.html)を開設、保育園
や児童館なども併設して、地域の色々な人が触れ合えるような施設づくり。
梅ヶ丘病院跡地整備について
・昨年11月に取得決定、都と協議を進め、整備プラン作成中。中期財政見通しの更新、持続可能な財政運営も両立
・未来への投資、福祉文化都市の実現のため、来年度早期に素案提示
子ども・若者支援について
・いじめ、不登校などに対応する第三者機関を今年7月に設置
・区役所子ども部に若者支援担当課を新設
・三軒茶屋就労支援サービス拠点を開設し、若者や女性、高齢者や障害者の就労を支援
空き屋・空室の活用について
・空き屋オーナーと利用したいNPO団体などをつなぐ窓口を設置
・せたがやらしい活用モデルを募集して、費用を助成
世田谷ナンバーについて
・世田谷ブランド発信のきっかけに。福祉文化都市、地域循環型経済、まちなか観光につなげる
スポーツ祭東京2013、2020五輪東京招致について
・普及啓発→スポーツを楽しめる世田谷区に
緑豊かな世田谷について
・「世田谷みどり33」を推進
・小田急線上部に区の施設を配置、地下化により踏切の解消
・二子玉川公園を一部開園
基本構想の議論について
・区民参加型で「世田谷らしさ」を議論
予算について
・現況の課題への対応と、中長期的な財政需要への備えを両立
・24補正予算→区税・交付金の増額。社会保障増額・公共事業の前倒し/繰入と起債を抑制
・25予算:補正を含めないと0.2%減、含めると0.8%増
・歳入は区税・所得増・交付金増により増収
・歳出は保育サービス待機児政策を上乗せ、防災・環境を重視。施設改修、教育、保育などを増額、土木費は補正予算に前倒しして減。