文教常任委員会報告
今日、文教常任委員会が開催され出席しました。
報告事項は以下の項目でした。
(1)平成23年第3回区議会定例会提出予定案件について
【議案】世田谷区立学校設置条例の一部を改正する条例
(2)世田谷区教育ビジョン第3期行動計画(素案)について
(3)子どもの人権擁護の取り組みの検討について
(4)世田谷区教育の情報化推進計画(平成24~25年度)(素案)について
(5)学校図書館の蔵書管理の電算化等について
(6)「債権管理重点プラン」の推進状況について
(7)平成24年度 指定校変更の制限について
(8)区立砧小学校給食室火災事故に伴う再発防止等と給食再開に向けた取り組みについて
(9)小学校施設警備業務の委託について
(10)平成24年度使用世田谷区立中学校教科用図書採択結果について
(11)姉妹都市カナダ・ウィニペグ市への中学生派遣について
(12)国の重要文化財の指定について
(13)第2次世田谷区子ども読書活動推進計画(素案)について
(14)世田谷区立希望丘区民集会所及び希望丘まちかど図書室の休館について
(15)仮称世田谷区立喜多見複合施設新築工事について
(16)その他
・川場村移動教室の対応状況について
・小学校の落成式について
夏休み明けということと、年度の中間で定例会前というタイミングの為
かなり多くの報告となりました。
風間が、意見した項目について解説を加えてご報告します。
(2)世田谷区教育ビジョン第3期行動計画(素案)について
第2期行動計画の際にも指摘したのですが、
行動計画は本来ビジョンを具現化するために
策定するべきものであるはずなのに、
報告されたペーパーには教育ビジョンが記されていないものでした。
すなわち、単に第3期行動計画の羅列になっており、
教育ビジョンで子ども像として掲げる、
「せたがやで育てる世界にはばたく子どもたち」
をブレイクダウンした行動計画という観点からは
不完全なものとなってしまっていました。
特に今回の行動計画は、「世界」「国際」「語学」
といったキーワードが記されておらず、
とても「世界にはばたく子どもたち」を育む計画とは
思えなかった為、今後修正していく際に反映するように指摘しました。
(8)区立砧小学校給食室火災事故に伴う再発防止等と給食再開に向けた取り組みについて
4月に砧小学校で発生した給食室火災事故の復旧には、
給食室内部改修や調理備品購入などで、
約1億2470万円もの費用が必要であり、
今回の区の補正予算で計上されていました。
この事故は職員の不注意から発生したわけですが、
以前の委員会で、現場の火元責任者が誰なのか?
あいまいであったの事が問題であると指摘し、
再発防止策を要求してきました。
今回の報告では、各学校で「役割分担」を明確にするとしか
報告されていなかったので、調理現場での火元責任者を
明確にするよう改めて要求しました。
(16)その他:川場村移動教室の対応状況について
川場村での移動教室について、放射能対策として、
活動場所の土壌入れ替えなどを行っているとの報告がありました。
風間からは、保護者の方から問合せがあった、
川場村で提供される食事の産地について質問をしました。
地元川場産の食材については、群馬県のサンプル調査で
放射性物質が検出されていないものが多いとのことで、
極力地元産食材を使っているわけではないとのことでした。
さらに、風間から、2学期の学校給食食材についても質問しました。
懸念される汚染牛とセシウム米について、
どのような対策をとっているのか確認をしましたが、
牛肉は引き続き使用せず、代用しているそうです。
お米については、9月中は昨年度のお米を使用し、
それ以降も調査を行い、安全なものを提供していくとのことでした。
以上です。
委員会の内容は議事録が残りますが、
ネットで閲覧できるようになるまでにかなりの時間がかかりますので、
把握したい事項がありましたらお問合せください!
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