世田谷の教育領域の今
今日は、新たな議会として、実質初めての常任委員会が開催されました。
最初ということもあり、以下のようにかなりの報告事項がありました。
(1)平成23年度主要事務事業について
(2)夏期の節電対策の概要について
(3)第6回世田谷区教育フォーラムの実施について
(4)小学校第1学年の35人学級編成について
(5)平成23年度学級編成等について
(6)通学区域の見直しについて(案)
(7)世田谷区立砧小学校給食室における火災事故について
(8)自動車事故の発生について
(9)世田谷区立千歳小学校一部改築工事について
(10)第21回小学生海外派遣について
(11)平成22年度「せたがや学校エコライフ活動」の活動状況について
(12)平成24年度使用世田谷区立中学校教科用図書採択について
(13)「就学前教育と小学校の接続のための資料集」について
(14)「不登校相談窓口」の設置について
(15)平成24年度開設予定の特別支援学級について
(16)平成23年度「才能の芽を育てる体験学習」について
5つの項目は、皆さんに共有しておくべきと考え、
以下簡潔に報告します。
(4)小学校第1学年の35人学級編成について
民主党政権になってから、まずは小1クラスを35人学級とする政策が進められ、
今年4月に法案が可決成立しました。
5月1日から再編成、教員の配置がなされることとなりましたが、
世田谷区立の小学校では、対象となる14校で教員が増員となり、
そのうち、弦巻小と玉堤小のみが、学級再編成を行ったとのことでした。
(5)平成23年度学級編成等について
区立小中学校の児童・生徒数の報告がありました。
気になった点を以下報告します。
最少人数小学校は花見堂小で123名。(全学年単学級)
最多人数小学校は塚戸小で984名。(各学年4~5学級)
同じ世田谷でこれほどまでに、異なるのは問題だと
言い続けてきました。
区立中学校への進学率が少し上がり66.2%、
国立・私立中への進学率が少し下がり31.3%。
教委は小中一貫教育の成果か?と言ってますが、
風間は不景気の影響では?と思っています。
また、現在、被災児童が27名、被災生徒は5名、
区立小中学校に通っているそうです。
(7)世田谷区立砧小学校給食室における火災事故について
先月、4月14日に砧小学校給食室にて、火災発生。
あげパン調理用の釜の油を加熱しすぎて炎上し、
スタッフ4名が重症で入院。
焼損した機器や室内の改修、緊急給食搬送費などで
被害総額は数千万円とのことでした。
原因は本来使用すべきでない過熱防止装置のついていない釜を使ったことと
その油の入った釜を加熱したまま全員でミーティングに入ってしまい、
誰も気づかなかったとのことですが、あってはならないことです。
詳しく問い詰めると、調理室内スタッフ5名に指揮命令系統はなく、
責任の所在もあいまいなままでした。
税金ですから、余計な経費がかかってしまうことは申し訳ないことであり、
早急に体制改善を要求しました。
(13)「就学前教育と小学校の接続のための資料集」について
これまで、就学前教育の拡充を政策提言してきましたが、
ようやく私立幼稚園との連携により、1歩前進しました。
今年度は保育園との連携も進めていくとのことです。
(14)「不登校相談窓口」の設置について
これまでも教育相談室分室で相談に応じてきましたが、
不登校要因が複雑・多様化してきたため
より気軽に相談できる専用相談窓口を
弦巻の教育センター2Fに5月1日から設置したとのこと。
これまでに既に12件の相談があったそうです。
お問い合わせは 03-3429-0411 へ。
以上です。
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