世田谷区の被災者支援と飲料水の危機
世田谷区も東北地方の被災者支援取組みが
少しずつ進展してきました。
今日は、都市整備部から
被災者の住宅支援の取り組みについての連絡がありました。
1.区営住宅15戸を無償提供
世田谷区内に避難している被災者で
地震・津波で住宅を失った方を優先的に
4月1日から半年間提供する。
2.せたがやの家30戸
福島の原発周辺地域で国から避難指示がだされた
地域からの避難者を対象とし、区が地区会館等で
受け入れた避難者を優先的に
4月1日から半年間提供する。
いずれも3月末に募集し、
抽選によって決定するそうです。
東北地方の被災者支援が進む一方で、
世田谷区民の生活を脅かす情報が、今日の午後入ってきました。
東京都水道局より水道水の放射能測定結果についての発表があり、
東京都水道局金町浄水場の浄水(水道水)から、
食品衛生法に基づく乳児(1歳未満)の飲用に関する
暫定的な指標値100Bq/kgを超過する濃度の
放射性ヨウ素が測定されたとのことです。
乳児による水道水の摂取を控えていただきたいとのことですが、
一方で代替となる飲用水が確保できない場合には、摂取しても差し支えない
と世田谷区のホームページには表記されています。
これでは、保護者が安心できるわけがありません。
夕方、近所のスーパーを回ってみると、既に飲料水は売り切れでした。
先ほど、東京都は、
1歳未満の乳児のいる家庭にペットボトル3本の飲料水を
緊急に提供すると公表しましたが、
これも1歳児未満の子どもがいる家庭のみですから
幼い子どもを育てる当事者としても不安が募ります。
東京都も世田谷区も備蓄している資源に限りがあるとは思いますが、
一刻も早く、安心できる対処を明日の予算委員会でも要求していく予定です。
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