喫煙者は就職に
昨年10月1日のタバコ税増税は記憶に新しいところですが、
たばこに関連して以下のような記事がありました。
たばこは就活にマイナス?=「好感持てない」過半数―人事担当アンケート・厚労省
風間の学生時代と比較すると、
最近の大学生喫煙率はかなり下がっていしゅるようですが、
喫煙する就活生にとっては気になるニュースかと思います。
企業の人事担当者838人の回答から
新社会人の喫煙に関する印象は
「好感が持てない」が25%で、「どちらかといえば」を含め56%。
「どちらともいえない」が43%で、好感が持てるとしたのはごく少数だったそうです。
新卒採用時に喫煙が影響する可能性は、
「ある」と「少しはある」を合わせ49%、「ない」が51%で五分五分。
「非喫煙者」を採用基準の一つとすることをどう思うかでは、
85%が「妥当」「業種によっては妥当」と回答。
自らの会社については、「採用基準としてよい」「考慮してもよい」が53%で、
「取り入れる必要はない」の44%を上回ったのだそうです。
にわかに信じがたい結果ではありますが、
こうした調査結果を公表する背景には、
厳しさを増す新卒採用の就職活動の話題に乗じて、
厚労省の国民健康向上の意図もあるのでしょうか。
風間も前職では、中途入社が増えるにつれて喫煙者も増加し、
喫煙休憩で籍を外す社員が多くなることが気になったこともあります。
勿論、働く上では適度な休憩は必要ですし、
喫煙の場がコミュニケーションの契機となり得るとすれば、
それは肯定できる側面でもありますが、
過度の喫煙休憩さえも許容する環境になってしまうと、
士気低下、業務効率低下など、業務上弊害ともなり得ます。
NHKのニュースでは、
時間などの喫煙ルールを定めたIT企業の取り組みが紹介されていましたが、
喫煙しない人や禁煙に取組む人が増加傾向にある状況では、
明確なルール設定は有効であると感じました。
風間も新卒の採用を担当してきましたが、
喫煙の有無と入社後のパフォーマンスに相関関係はなかったと感じています。
風間個人としては嫌煙家ですから、
煙草の煙は無くなってほしいと思いますが、
企業には様々な人が集まるわけですから
企業人事が採用要件として非喫煙者という項目が
多くの企業に取入れられることにはならないのだろうなと思いました。
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