待機児童解消に向けた特命チーム原案
3年連続で東京ワーストの待機児童数となっている世田谷区。
風間はこれまでも、あらゆる手法を講じて
解消に努めるべきであると区に要求してきました。
今秋政府が立ち上げた「待機児童ゼロ特命チーム」の取組みには
期待している所ですが、今朝、その原案が報じられていました。
原案では、待機児童の約8割を占める3歳未満児の解消に焦点を当て、
財源には「安心こども基金」を活用するほか、
来年度予算案に60億円程度を盛り込むことを想定しているそうです。
■待機児童解消に向けた特命チーム原案■
1.複数の保育ママが集まって子どもを預かる「ミニ保育所」の普及
2.保育ママの自宅改修費や、自宅以外を借りる場合の家賃への国庫補助引き上げ
3.保育ママ事業の運営主体をNPO法人へ拡大
4.基準を満たす認可外保育所も補助対象に追加
5.保育事業者が都市部で土地を借りる際の賃借料を補助
6.事業所内保育所への補助要件を緩和
7.認定こども園の定員要件を引き下げ、参入を促す
風間はこれまで、少しでも保育の枠を広げるために、
利用者満足度の高い「保育室」は分室を認めるなど
拡充に務めるべきと提言してきましたが、
今回の原案1と3などはまさにこれが当てはまると言えます。
また、認可外保育施設についても、東京都に届出をしていて
チェック項目で一定の基準が満たされている施設を利用している
待機児童保護者に対しては助成していくべきだ、
ということも提言してきました。
これは事業者助成と利用者助成の違いはあれど、
原案の4と通づるところがあります。
ニーズの多い認可保育園をまずは整備していくことが重要ですが、
それでも数が足りないという状況が続く世田谷区ですから、
このようにあらゆる手法で待機児童解消に取組むべきです。
検討ばかりしていて時間が過ぎ去り、待機児童は解消されないまま
というのがここ数年の実情ですから、再来週から始まる区議会定例会では
このあたりを強く要求していこうと思っています。
世田谷区の待機児童解消に向けて応援のクリックをお願いします!
にほんブログ村
にほんブログ村