世田谷区教育委員会の反応
昨日の決算特別委員会文教領域で、風間が登場した
質疑応答の様子を簡潔に報告します。
答弁者は世田谷区教育委員会事務局です。
1.中学校給食費特別会計について
Q:一昨年は職員のミスにより1600万円が不足し税金投入したことを問題視し、
我々は認定に反対したが、昨年の給食費特別会計についても、
管理職の承認なきまま不適切な食材購入の事実が我々の指摘により
明らかになった。これは教育委員会として不適切であったという認識でよいか?
A:そのように認識している。
風間意見:
我々の指摘がなければ発覚しなかったことだが、このような事が
他にもありうるという疑念が残る為、他にもないか総点検するよう要望する。
2.教員の育成について
Q;若手教員が増えてきている中、世田谷の教員に対する教育体系は
どのようになっているのか?
A:現場での管理職による指導を基本とし、初任時、10年次という法定研修以外にも
世田谷独自で2・3年目や夏休みの研修など様々行っている。
Q:教科指導力の研修などは良として、クラス全体の子ども達の学習意欲を引き上げる為に
教員のクラスマネジメント力強化の取組みは行っていないのか?
A:4年次には教育現場での監察を一度行うという区独自の取組みがある。
風間意見
教員の教育体系は大手企業に比べ、継続的に成長していく仕組みに欠けている。
高知県高知市では、これを平日の勤務時間を超えて行う新しい取組みを始めているが、
一度だけでなく、継続的に行うことで世田谷で教員が成長し、良い教員が世田谷で
管理職となっていけるような仕組みを作っていくべきである。
3.小学校の統廃合と学校改築について
Q:中里小は児童数が少なく単学級が続いており、5分歩けば、旭小と駒繋小がある。
やがては統廃合も検討しなければならないはずだが、何故今、校舎の改築が
行われているのか?
A:区立の全校で耐震調査をした結果、中里小については当初耐震補強の予定であったが、
後に国の基準変更に伴い、改築せざるを得ないという判断をした。
Q:その歳に統廃合については検討しなかったのか?
A:児童の安心安全を最優先させた。
Q:単学級が続く学区域の保護者は、指定校変更を希望する人も多いが、
区教委は児童数が減少し続ける単学級の小学校に問題があるとは思わないのか?
A:小規模校には独自の良さがあると認識している。
Q:風間は全国各地の小学校で授業を行ってきたが、単学級の小学校児童は
コミュニケーション力などで課題があると実感してきた。教育者として
教育長や指導課長は本当に問題ないと考えているのか?
A:小規模校には独自の良さがあると認識している。
風間意見:
小学校の統廃合に関しては、対象地域の人達による反対の動きがあることは認識しているが、
学校はあくまでも子ども達の教育の場である。子ども達を最優先に考えて、統廃合に
取組んでいくことを強く要望する。
以上要約ですが、皆さんはどのように感じますか?
皆さんからのご意見を是非お寄せください!
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