世田谷区の自転車駐輪問題(池尻・三茶・駒沢)
末娘を保育室に預けにいく途中、
毎日自転車が十数台は止められている場所があります。
近くには幼稚園もあり、ベビーカーを押す親子が行き交う細い道ですが
自転車の交通量は多く、国道から抜け道的に車の通行もあるので
放置自転車がとても迷惑だと感じていました。
三軒茶屋は自転車駐輪の取り締まり強化地区のはずなので、
駅徒歩3分圏内の狭い道に放置されている自転車を
区は何故取り締まらないのか確認したところ、
「世田谷区自転車条例」にて指定している禁止区域外は即日撤去できないとのことで、
風間が問題視した場所はぎりぎりで区域外ということでした。
ということで、禁止区域地図を入手すると、
確かに、わりと駅近くでも禁止区域外は存在し、
そこにはいつもたくさんの駐輪があることを思い起こします。
この禁止区域外で放置自転車が集中する場所をさらに指定するのは、
区営・民営を問わず、新たな駐輪場整備の際とのことでした。
お隣の駒沢大学駅は三茶駅同様に放置自転車数区内ワースト5に入ってきますが、
駐輪スペースそのものが大変少なく、禁止区域を広げることもできないという状況が
続いています。
駒沢大学駅の自転車駐輪問題に関しては、
これまで議会で何度も整備の要求をしてきましたが、
候補場所すらなかなか目処がたたず、
手詰まりという状況が続いています。
そして、先日の都市整備常任委員会では、三茶の逆のお隣である
池尻大橋で駐輪場整備の報告がありました。
現在無料となっている、高架下の駐輪場は
放置とも捉えられる長期駐輪車が多いとのことで、
自転車ラック設置による有料化整備に決定したとのことでした。
自転車470台、原付30台予定とのことですが、
その他、目黒サイドも別途整備が進んでいるとのことで
池尻大橋駅近辺は放置自転車問題が解決の方向にあるといえます。
自転車ブームということもあり、
風間自身も自宅~事務所~区役所を自転車で移動する機会が多くなりましたが、
区内全体で自転車利用の増加は実感としてありますので、単純に取り締まり強化では
問題解決にならないと認識しています。
最近では、自動の地下駐輪設備なども各地で増えてきているので
多少お金はかかりますが、区はこの自転車駐輪問題に
本腰を入れて取組む必要があると考えます。
ご支援のクリックをお願いします!
にほんブログ村
にほんブログ村