一昨日のロンドン市場で、円が一時、
1ドル=84円72銭となり、95年以来の円高水準となりました。
夏休み期間中だけに、欧米の海外旅行者にとっては
多少喜ばしいことかもしれませんが、
日本経済にとっては大変深刻な問題です。
昨日は、菅総理や日銀の白川総裁が
為替介入や追加の金融緩和の可能性に言及しましたが
具体的には動きをみせない状況です。
そんな折、昨日は
日経TEST公式ワークブックの著者である奈良雅弘氏とのアポイントがあり、
今後の日本経済の行方などについてお話を伺ってきました。

奈良氏には、前職時代、
人材育成プログラム開発の際に大変お世話になり、
一緒に仕事をさせて頂きましたが、
今回は風間の最近の関心事である
1次産業やソーシャルベンチャーについての
ご意見を伺ってきました。
長らくこの国の人材開発に携わってこられた奈良氏曰く、
「日本の産業界全体がこれまでとは比べ物にならないほど行き詰っている
状態であり、日本の産業全体がシフトしていかねばならない時期にある」
とのことでした。
世田谷の産業というミクロな視点に立ってみても、
未だに商店が区の主要産業であり、
この支援に最も注力しているというのが区政の状況です。
日経テスト公式ワークブックは、そのメインコンセプトとなっている
論理思考力・問題解決力・企画力・発想力などといった「知的能力」を強化させ、
この国のビジネスパーソンが、この状況を打破していくことを期待し
書き下ろしたとおっしゃっていました。
就職活動を始めた大学生から、夏休み期間に勉強しようと考えている
ビジネスパーソンは取組んでみてはいかがでしょうか?
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