地方再生とコミュニティ再生の鍵となるものは?
先日、農村六起についてブログで紹介しましたが、
今日はこの事務局の方々にこの事業について
ヒアリングしてきました。
世田谷区が模索する6次産業化とはだいぶ方向性が異なりますが、
日本という社会全体の持続性を考えると、
1次産業というリソースを有する地方の再生や
人と産業の分散化はとても興味深い取組みです。
先日のブログで報告したとおり、
視察したビジネスコンペで興味を抱いたわけですが
その後、サイトで紹介されていたインターンシッププログラムの集合研修にも
興味深い講義があったのでオブザーブさせてもらったのです。
「定常化社会の展望」というテーマで千葉大学の広井良典教授の講義を
受けることができました。
これからの日本社会と地域・コミュニティ再生についての講義でしたが、
これまで築いてきた日本の成長の背景には社会資本整備があり、
今後はこれにあたるものが福祉・環境・農業・文化などだとのことでした。
さらに興味深いのは、コミュニティ再生における着眼点です。
これまでは、日中地域内にいる子どもと高齢者の合計数が減少傾向にあったが、
今後はこの総数は急増していくという推計があります。
これは世田谷区においても当てはまる可能性があり、
とても興味深く講義を受講しました。
このような有益な講義が無料で受講できるわけですが
認知度が低い為か、受講者は2~30名程度でした。
集合研修の第1クールは終了してしまいましたが、
今後も行われるようですので、
関心ある方はサイトを定期的にチェックし、
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