出版社の変化対応は?
アップル社の携帯電話iPhone4が今週発売となりますが、
申込みが殺到したとのことで、予約システムがダウンし
受付中止となりました。
携帯端末の2台目として購入を検討していた人が
周囲にもたくさんいましたから、これを機にという人が
殺到したのだろうと想像します。
先週、風間は大型家電店で説明を聞く機会があり、
今なら452番目です、といわれましたが
躊躇してしまい、少々残念に思っている今日この頃です。
さて、アップル社といえば、1ヶ月前には
新型携帯端末「iPad(アイパッド)」が日本でも発売されました。
発売から1ヶ月弱経ちましたが、発売日の5月28日から10日間の販売数が、
アップルの携帯電話「iPhone」(アイフォーン)と比べて約3倍にのぼり、
5月のノートパソコン全体の販売数ではiPadが約10%を占めているそうです。
アイポッド⇒アイフォン⇒アイパッドと
アップルユーザーを拡大していくその戦略は見事ですが、
個人的には日本企業の頑張りに期待したいものです。
ところで、アイパッドが販売前から大きな話題になった理由として
電子書籍時代の本格的な到来という事があったのかと思います。
風間も祖父の時代から出版家系であり、
自身が最初に入社した会社ベネッセは、
内定時「福武書店」という名称でしたから、
出版業界の動向には関心があります。
現在のところ、アイパッド発売から2週間で
端末からダウンロードされた電子書籍は500万冊を超えるそうです。
紙媒体の出版物がそのまま販売減に繋がったわけではないでしょうが、
出版業界としては看過できない事実だと思います。
どんな業界でも、変化の早い時代ですから
急速に進展する技術や環境変化に対応できない企業は
顧客から見放され、衰退していくことは歴史が証明しています。
風間は前職で、このようなテーマの研修を企画提供してきましたが
商社やメーカーなどグローバル展開をする企業と比べると
出版社や新聞社といった、紙媒体を主力とするメディア企業は
あまり関心を示さなかった覚えがあります。
国内出版社がどのように対応していくのか?
期待感を持って注視していこうと思います。
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