台東区立台東病院を視察
23区初の区立病院である
台東区の区立台東病院を
今日の午後視察してきました。
メンバーは世田谷区議会民主党
の有志6名と学生インターン2名。
都立梅丘病院跡地取得に向けて
世田谷区が都と交渉し始めた際、
私たち世田谷区議会民主党は
何らかの形で医療機関を設置
すべきだと主張してきました。
区のこれまでの反応を見ていると
医師会付属子ども初期救急診療所の
移転程度の考えしかないようなので
私たちはどのような手法があるのか
調査することとしました。
今回は今年度オープンした23区初の
区立病院を視察し、病院内の様子や
運営手法、設立の際にかかった予算
などについて把握することが目的です。
この建物の特徴は、
高齢者医療の拠点となる病院と
老人保健施設が合築されていて、
一体的に運営することで
高齢者の在宅生活を支援できる
ことだそうです。
写真のような相談コーナーを設置し、
まずはこちらで状況を伺い、
その後の対応を双方で検討していく
ことができるのだそうです。
ちなみに中央に移っているのは
藤井まな区議会議員です。
こちらの写真は一般病床の個室。
差額12800円とのことですから
相場よりは若干低めでしょうが、
まだまだ埋まらないとのこと。
この病院設立経緯は、
平成8年に都立台東病院が休止となり、
台東区は地域の医療事情を鑑み、
平成15年、跡地に高齢者医療の
拠点を設けることを決断したようです。
区は土地代を含めて、
70億強の費用をかけて
建設したとのことでした。
他に医療機器などで
13億ほどかかっているそうです。
公設民営ということで運営事業者を公募し、
8団体の中から社団法人地域医療振興協会
を選定したとのことでした。
全国で40近くの医療機関を運営している団体で
今回施設内の案内対応もしていただきました。
開設後、1年弱ということですから
全体的にとてもきれいですし、
写真のように診察室の後方に
処置室を儲けるなど、最新の
病院形式にしているようです。
こちらの写真は、
老人保健施設棟の屋上。
車椅子でも花壇いじりが
できるように工夫されて
いるそうです。
中央の○で囲んだ建物は
新東京タワーとなる
東京スカイツリー。
まだ半分程度の高さらしいですが
実際にはとても高く見えました。
隅田川の花火も2箇所両方
見えるようで、当日は
利用者とその家族で
屋上が賑わったとのことでした。
帰りは写真の台東コミュニティバス
「めぐりん」で浅草駅まで行きました。
ちなみに今回の写真6点は
すがややすこ区議会議員が
撮影したものを使わせて頂きました。
台東区と世田谷区では
医療事情も財政状況も
地価も異なりますが、
梅丘病院跡地に公設民営で
医療機関を配置することが
実現不可能ではないと感じました。
課題はあるものの区民の皆様の
要望を反映させていくことが
重要だと感じています。
ご意見お寄せいただければと思います。
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