世田谷区の保育関連新情報
今日は福祉保健常任委員会が開かれ、
世田谷区の保育関連の新たな情報が開示されました。
◆保育サービス施設の整備について
世田谷区は今年度と来年度で2100人分の
保育枠の増設を目標に掲げているが
詳細の報告がありました。
今年度は区有地を活用した私立認可保育園の整備が391人分
私立認可保育園の一次預かりが30人分
認可保育園の定員見直し等による環境整備で131人分
保育室が-15人分
保育ママで-3人分
家庭的保育事業(新保育ママ)で30人分
認証保育所で101人分
以上合計665人分の増設ということになりました。
一方来年度は、
私立認可保育園は1079人分
区立保育園分園は92人分
私立認可保育園の一時預かりで30人分
認可保育園の定員見直し等による環境整備で56人分
保育ママで-3人分
家庭的保育事業(新保育ママ)で30人分
認証保育所で200人分
以上1484人分の整備を計画していくとのことです。
平成23年度以降については、
小中学校の敷地や教室、公園等の活用や
国有財産の一部使用など特区制度も検討し
保育所整備に取組むとのことでした。
今年度精一杯取組んで目標達成率70%強ですから
倍以上の目標を来年度本当に達成できるのか?
厳しくチェックしていかねばと思います。
◆新たな家庭的保育事業の実施について
改正児童福祉法に位置づけられた家庭的保育事業
(新保育ママ)について実施保育所が祖師谷保育園と
決定しました。
新保育ママ制度は以前にもブログで紹介しましたが
保育所が実施主体となり、保育園の周辺に部屋を確保し
保育園職員の保育ママが保育を行うものです。
来週15日には運営法人による入園希望者の募集が始まり
3月上旬には選考を行った運営法人から結果通知があるとのことです。
既存の保育サービスの内定を得ていない人も
まだたくさんいるかと思いますので、
希望者が殺到するのではないかと思います。
新たな制度ですが、保育ママに関する従来の懸念は
だいぶ払拭された制度になっているかと思いますので
今後の運営状況には注目していきたいと思います。
◆区立用賀保育園移転後の園舎利用について
用賀保育園については今年9月末に新たな建物に移転予定ですが、
移転後の現園舎については用賀保育園の分園として
運営していくこととなりました。
1歳児12人、2~5歳児各20人の合計92名定員を予定しており、
今年の9月以降半年で耐震補強などの工事を行った後に
23年度4月から運営開始する方向で進めていくそうです。
用賀保育園の移転に関しては、保護者の方々から
現在の位置のままで通わせたいなどの相談を受けていました。
新園舎に移った園児が分園に戻ってこれるのかは
まだわかりませんが、極力保護者の希望に沿うように
してもらいたいものです。
◆私立認可保育園(本園)の整備について
奥沢1丁目48番の民有地に新たな私立認可保育園の整備が決定しました。
岡山で3箇所の保育園を運営している社会福祉法人が、自ら賃借する土地に
50名程度の定員予定で施設整備していくとのことです。
この土地を活用して保育園を建ててはどうか?という提案は
風間も以前から耳にしていました。
区界でもあり認可保育園の少ない地域ですから
実現することとなり嬉しく思います。
以上4点の報告でした。
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