文教常任委員会報告
11月も最終日となりました。
表参道のイルミネーションが11年ぶりに復活というニュースが流れ、
我が家の近所にもクリスマスイルミネーションが増えてきており、
いよいよ今年も終わりに近づいていると感じます。
さて、本日は文教常任委員会に出席しましたので
内容の報告と風間の所感をお伝えします。
報告事項は今回少なく2点でした。
1.「14歳の成人式」の開催について
2.世田谷区登録有形文化財への登録について
1.「14歳の成人式」の開催については、
31ある区立中学校の2年生生徒会代表者が、1年生に向けて提言を行うという
「14歳の成人式」というイベントが今年度も1月30日(土)に
世田谷区民会館で実施されるとの報告でした。
参加する1年生は全体の20%を目標としているそうですが、
参加については各学校に任せているのだそうです。
各中学の2年生生徒会代表者は事前に集い、その準備をするとのことで、
横断的に協同作業をすることは素晴らしい取り組みだと思いますが、
1年生の参加者目標が20%というのはなんとも中途半端な取り組みという感じがします。
この件については昨年も委員会で報告があり、
1年生の参加について質問しましたが、
1年生が休日に自主的に参加するとはとても思えません。
教員から何らかの働きかけがあり、
一部の生徒が参加するという仕組みには課題があると思いますし、
昨年から参加者目標を5%あげたところで問題解決には至りません。
先日のブログでも少々取り上げましたが、
世田谷区の教育も今の教育長になってからというもの
52分授業などをはじめとする価値観の「押しつけ」的な
取組みが増えたことが気になります。
2.世田谷区登録有形文化財への登録については、
以下4件を新たに世田谷区登録有形文化財に登録したとの報告でした。
1)桜木遺跡出土の縄文時代遺物一括
2)旧多摩郡大蔵村井山家文書
3)石井家文書
4)宇津木家文書
この中でも風間が着目したのは桜木遺跡の遺物です。
桜木遺跡の場所は世田谷区の中央部の桜1丁目。
まず今回の遺物の量の多さに驚きましたが、
縄文土器127点、土製品506点、石器4978点、石製品17点とのことです。
その中でも2005年度に行われた第1次調査で出土した完成品を中心に
登録されたそうです。
かつて、風間も小学生の高学年ごろから、
歴史に関心が深まると同時に遺跡にも興味を抱いた覚えがあります。
このような貴重な文化財を、是非とも子ども達の教育にも
より一層活かしていってもらいたいものです。
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