監査委員は職員の天下りポストでよいのか?
先週木曜日の議会最終日、すべての議案が賛成多数で可決されましたが、
「世田谷区監査委員選任の同意」については民主党として意見を付して賛成としました。
政調会長として風間が担当しましたが、そもそもの問題意識としては
4人の監査委員の中で、1人は区役所の元職員という状況が続いていたことにあります。
今回の同意案件は、この元職員の監査委員の任期満了に伴うもので、
またもや区長が(3月まで部長職であった)元職員を選任した為、
職員の天下りと区民にとらえられるような人事を議論なく認めるわけには
いかないということでした。
結局、他に意見を付したのは
反対した無党派市民の木下泰之議員だけでした。
民主党としては、仮に今回我々が反対したとしても、
区長が選任した元職員が監査委員に就任することになる見通しでした。
それならば、元職員が監査委員として、公正に業務を全うできるのか?
という懸念を表明し、緊張感を持って新監査委員には業務に取組んでもらうと共に
包括外部監査を含めて監査のあり方を今後見直していくことが必要である旨を
主張していく、ということにしたのです。
民主党推薦の区長が誕生した暁には、
このような天下りと捉えられるような人事を行わないようにしていかねばと思います。
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