世田谷区の選挙管理委員の報酬に関するその後
以前のブログで少々報告した、世田谷区の選挙管理委員の報酬の問題について、
昨日、区議会で進展があったので報告します。
世田谷区の場合、選挙管理委員会の定例会は月3回。
1回30分~1時間以内で終了しているようで、
臨時会も、昨年度は1回のみ。
(選挙がある年で多い年でも7回程度とのことです。)
他の会合に出て行く仕事もあるとはいえ、
報酬は委員長が月額29万4000円、
委員長職務代理が25万5000円、
委員が24万4000円です。
この他に、1回につき6000円の費用弁償が支払われます。
この報酬のあり方に関しては、
地方自治法で定められている本来の原則(日額化)に直すべきと考え、
3月には選挙管理委員の報酬に関する議員提出議案に賛同し、署名しました。
この時の賛成は民主党の中の5名と政党に属さない6名のわずか11名。
反対多数で否決となりましたが、改革することを諦めず、今回の議会では
「行政委員会委員の報酬についての決議」という形で提出し、
自民・公明以外の区議会議員の賛同を得て、可決となりました。
行政委員会は選挙管理委員会の他に
教育委員会、監査委員会、農業委員会があります。
勤務実態などそれぞれ異なる為、
これらの実態などを第三者機関などに調査してもらった上で
報酬に関して意見を求める必要があると考え、
議会の意志として区に提示していくという形で
多くの賛同者を得ることができました。
自民、公明の所属議員とひうち優子議員以外の
27人の署名が集まり提出に至ったわけです。
引き続きこの問題により多くの方に
関心をお持ちいただければと思います。
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