プロジェクトベースラーニング
今日は東京大学の福武ホールに初めて行ってきました。
福武ホールとは、かつて風間が務めていた「ベネッセ」で当時の社長(現会長)が、個人で寄付をし設立したホール。
ここで開催されたシンポジウムに招待され、参加してきました。
テーマは「チャータースクールとプロジェクトベースラーニング」。
ミネソタ州からチャータースクールの創立者やプロジェクトベースラーニングに関わる教員など3名が講師として来日し、仕組みや取組などの紹介がありました。
世界に目を向けると教育システムは多様化してきていると常々感じます。
日本においても、コミュニティスクールや総合学習など、他国の先進的取組を参考に取り入れられているものもありますが、時代の変化に応じて、これからの時代を生きていく子ども達への教育は変えていかねばならない面も多々あると感じます。
講義の中で、興味深い内容は左脳やIQがどれほどキャリア形成に必要かという内容でした。
先進国を中心に恵まれた時代に生まれ育ってきた子ども達にこそ、創造性を育む教育が必要があるという研究結果が紹介されていましたが。これには大変共感しました。
今回、実際に現場で携わる方々の生の講義を聴き、プロジェクトベースラーニングは子どもの自主性・創造性を育む教育手法だと感じました。
日本でもこのような考え方に基づき、様々な形で導入されているようなので、自治体として義務教育課程において、地域の子ども達にどのように提供できるのか引き続き研究していこうと思います。