観客が感動体験できる祭
高知よさこい&徳島阿波踊。四国2大祭りに行ってきました。 よさこいは高知発で今や48都道府県で実施されているというとても波及性の高い祭り。一方阿波踊りは風間の地元三茶でも行われている波及性+歴史あるお祭り。
多くの人たちが惹きつけられるポイントは何なのか?
世田谷にも生かせればと思い行ってきました。
そこで気付いたこと。
2つの祭りに共通するポイントは熟練した踊りの技を見られる感動体験と子どもから高齢者まで、地元とは関係なく誰もが参加している一体感であると感じました。
お祭りというと、みこしを担いでいる人や踊っている人と観客とが隔てられていて、観客はせいぜい眺めながら屋台での飲食を楽しむ程度、といったケースが多いように感じていました。
しかし、よさこいも阿波踊りも本場は違いました。
写真は高知よさこいで今回グランプリをとった「ほにや」というチーム。偶然メイン会場にて間近で見ることができたのですが、エネルギーに溢れていて動きに無駄がなく、その美しさに心打たれました。
阿波踊りの方でも偶然、歴史があり人気も高く街中ではなかなか見ることができないという「阿呆連」というグループの踊りを見ることができました。こちらも他の連の踊りとは一線を画していました。
聞くところによると、各チーム(連)はこの日の為に一年中練習して、祭り当日に爆発させるそうです。このエネルギーに観客は感動するのだと感じました。
このような熟練の踊りを観客は楽しみにしている一方で、子ども達や友達グループで結成したような踊りにも温かい声援を投げかけている。これこそがこの2大祭りの共通点だと感じました。
このような熟練の踊手たちを世田谷に呼び、感動体験に溢れる祭ができないもんかと考えはじめました。