おとこの料理サークル
先日、「おとこの台所」という地域のサークルに参加してきました。
世田谷下馬に引越してきて、地域の人達との交流を大切にしていこうと思い、先月からウェブでいろいろ調べていたところ、男の料理サークルを発見したので興味をもったのがきっかけでした。
世田谷区は地域のサークル活動がかなり盛んのようで、いろいろな団体がありましたが、もともと料理をすることが好きな上に、家事をする機会も増えた風間にとってはちょうどよいと思ったので、まずは電話で問い合わせてみました。
すると、平日日中に活動するサークルだけあって、30代はおろか40代のひとなどひとりもいないらしく、料理のプロを目指すような人は合わないよといわれました。だけど、単純に料理を一緒に作って食事を楽しみたいと思っていて、そちらが年寄りばかりでも問題なければ歓迎だよといわれ、早速参加してみることにしました。
集合時間のAM10時に行くと50代以上のおじさんたちがすでに20名ほど集まっていました。材料費500円を支払うと、その日のレシピが手渡され、早速買出し隊と仕込み隊に分かれて開始となりました。
今日の料理は以下の3品。
・冬瓜と貝柱の煮付け
・揚げ出し大根
・鶏肉のクリーム煮
このサークルを立ち上げたメンバーの一人が指導役となり、ポイントだけを教えながら自らリードし、他のメンバーが手分けをして作っていくというスタイルでした。風間もおそるおそる料理台の傍に立ち、手伝えることはなにかなあと様子をみていたところ、冬瓜の皮むきが最初の役割となりました。
料理は家でも結構やってきたので、わりとスムーズに包丁を使い、皮むきの次には大根の面取り、たまねぎ・ニンニクのスライスをこなしていくと、周囲のおじさん達からは「けっこうやるねえ」と声をかけてもらえるようになりました。
そうするうちにだいぶ馴染んでいくことができ、2時間後料理ができあがることには緊張感もほどけ、早速作った料理を皆で頂くこととなりました。料理はとっても美味しく、お酒も少々嗜むことができ、会話も弾みました。
風間は「ベンチャー企業の役員を引退し、今度は地域に貢献したいと考えており、興味をもったこのサークルに来てみました。とても雰囲気よく楽しいですね。」と話すとおじ様たちからは「最初は33歳でどんな人が何を狙ってくるのかと思ったよ。きみなら大歓迎だからこれからもきなさい!」と声をかけてもらいました。
500円で美味しい食事と会話を楽しむことができた上に、今回の料理はどれも自分では作ったことのないものだったのでレパートリーを増やすことができ、とてもゆたかな時間を過ごすことができました。
ということで、今日の「ゆたかな生き方のススメ」は地域の料理サークルに参加してみよう!でした。
追記:
ここのメンバーはなんと60歳の人が若いうちに入るらしく、70代の人も半分ほどいるとのことでしたが、皆とても生き生きとしていました。家で料理なんてしたこともなかったという人がほとんどで、このサークルに参加してから「週に1回は家で夕食当番として料理をするようになった」とか「食事後の片付けが苦にならなくなった」という話を聞き、ゆたかな生き方をしているなあと感じました。
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