PCR検査、世田谷区は「いつでも誰でも何度でも」受けられるのか?

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2020年8月21日

世田谷区では「いつでも誰でも何度でも」
PCR検査を受けられる「世田谷モデル」が
世間の注目を集めています。

 

当初、我々区議会議員にも寝耳み水な話で、
区民の皆様からのお問い合わせを頂き、
会派メンバーで区役所幹部職員から
現状や計画について説明を受けました。

 

現段階ではMAXで1日1600件程度

 

これまで世田谷区では発熱等症状のある方と
濃厚接触者を対象とする検査を、一日に
300件程度のPCR検査能力がありましたが、
第1段階としてこれを600件に拡大するべく
検査機械導入等の体制整備を行うそうです。

 

さらに第2段階として、介護職員や
保育園職員、特養等施設入所予定者を
対象として一日1000人規模をプール方式にて
社会的検査として実施したいとのことでした。

 

この説明では「いつでも誰でも何度でも」
PCR検査が受けられるとは思えません。

  

保坂区長がこのPCR検査の拡大実施に
言及したのは、7月28日の BS-TBS報道1930の
中継出演でのことでした。

 

その後、区の事務方は区長が発信した
検査拡大の実現に向けて調整を進め、
現実的に現段階で可能な施策を
取りまとめたとのことでした。

 

「いつでも誰でも何度でも」は?

 

報道された内容とのギャップもある為、
風間は会派を代表して区長に面会を申し入れ、
今回のメディア公表と今後の対応について
話を伺ってきました。

 

 

保坂区長は「いつでも誰でも何度でも」
大量検査を実現しているニューヨークを
目指していくと発言したそうです。

 

メディアによってインパクトあるフレーズが
一人歩きしてしまったようです。

 

保坂区長の発信詳細は
こちらの保坂区長の寄稿
に記されています。

 

 

メディア公表の効果で国も動く

 

そして、これを実現するためには
国や東京都と連携する必要がある為、
その働きかけ等も行っているそうです。

 

結果として先日厚労省は、世田谷が取り組む
「社会的検査」を認める方針を
保健所設置自治体に通知したのだそうです。

 

この通知により保健所設置自治体は
検査体制を拡充すれば国費で社会的検査を
行えるようになるようですが、世田谷区が
取り組む予定のプール方式については
現段階で認められるか定かではありません。

 

区議会での議論はこれから

 

検査費用が国費で賄われたとしても
「世田谷モデル」を実施する為には
区の予算が必要ですから世田谷区は
補正予算案を組み、秋の区議会定例会で
審議予定となっています。

 

「いつでも誰でも何度でも」PCR検査を
受けられる目処は立っていないのが
実状であり、それを世田谷区で目指すべきか?
否かについてもこれから議論を進めていく
ということになろうかと思います。

 

既に強く意見をお持ちの方から
意見が寄せられていますが、多くの
区民の皆さんのご意見もお待ちしています。

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