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ようやく500人以下に〜世田谷待機児童数〜

世田谷区の今年4月段階での待機児童数が確定し、 10年ぶりに500人を下回る489人となりました。   昨年から372人減少となり、いよいよ 待機児童解消の目処がたちました。   議員になって12年目、 世田谷区議会50人の中でも、 最も保育問題を取り上げて 議会質問してきたと自負していますが その原動力は自身が待機児童保護者に なったということです。   風間が待機児童保護者となった12年前、 まだ議員になる前のことです。 11年前になんとか認可保育園分園に 長男を入れることができ、 その直後に初当選したわけですが、 最初に取り上げた議会質問が この待機児童問題でした。   この時の待機児童数は249人。   当時の世田谷区は子どもの減少を理由に 認可保育園の整備を進めませんでした。   風間は根拠なき子ども人口減少の推計を批判し、 それを改めることを求め、 認可保育園整備を要求し続けましたが、 当時の自民党系区長は取り組みませんでした。   区長が今の保坂さんに変わり、 取り組みが一変しました。   人口推計をやりなおし、 必要な保育整備目標を設定。   整備しても申込者数が増加することから すぐには成果に結びつきませんでしたが、 ようやく昨年から待機児童数は減りました。   この2年は保活相談にのったご家庭で 待機児童となることがなくなりましたが、 まだ10年前の水準に戻っただけのことであり、 潜在待機児童数は1407人というのが実情です。   この潜在待機児童数とは、 保育室や認証保育所などの認可外保育施設を 利用しながら認可保育園入園を望む人などを 含む待機児童数ということであり、 保育が必要だと認定され、認可保育園申込みを している子どもの数ということになります。   この数については公表すらしていない 自治体が殆どですし、 独自の基準で待機児童ゼロと公表している 自治体もありますが、 世田谷区はこの潜在待機児童数を ゼロにすることを目指すべきだと 風間は求めてきました。   今回この数字が公表されたということで 世田谷区の本気度を感じています。   このような状況ですから、 認可保育園入園希望者の中には 入園を楽観視している方も 増えてきたように感じています。   今年の2月の結果発表後に 「入れると思っていたのに落ちた」 という相談が結構ありました。   この表は潜在待機児童数ではないので、 認可に入れなかった児童数ではありませんが 入りにくい地域の参考にはなります。   このように、実際地域によっては 認可が狭き門だったりしますので、 きちんと保活することをお勧めします。   毎年何十人もの相談にのっていますので お気軽にご連絡ください!

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