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安保法制廃案の意見書提出に反対した区議は…

昨日の6月24日は今国会の会期末予定でしたが、 22日の衆院本会議で戦後最大となる95日間の会期延長が可決されました。   政府・与党は集団的自衛権の行使容認を含む安全保障関連法案の 今国会での成立を確実にするために延長するようですが、 のらりくらりと質疑を交わしながらの答弁を繰り返すようなことに、 時間を費やしても国民の理解を得られるはずがありません。   会期延長をして成立をめざす政府与党に対して、 主催者発表で3万人もの人たちが安保関連法案に反対を訴える為に 昨晩国会周辺に集まったと報じられていました。   一方世田谷区議会では、昨日予定どおり区議会会期末で閉会となりましたが、 私達世田谷民主党・社民党区議団は、この安保法制は廃案とすべきと考え、 世田谷区議会から国に対して廃案を求める意見書を提出しようと 各議員に働きかけ、共産・F行革・虹などの賛同を得て、 昨日最終日に共に議会で提案を致しました。   今回の安保法制に対する各区議会議員のスタンスが明確になりましたが、 この意見書提出に反対したのは、以下の議員です。   自民党・公明党の各議員、これは国政与党ですから想定内でした。   しかし、 希望(小泉たま子議員・佐藤美樹議員・阿久津皇議員)と 無減連(あべ力也議員・青空こうじ議員)も反対。   次世代公認で当選した阿久津議員は想定できましたが、 無所属で4人いることは少々驚きました。 結局賛成少数で否決となってしまいました。   民主党は今回の法案によって、何がどのように認められて行くのか? 国会ではひとつひとつ明らかにしていくことで判断することが 重要と考え質疑をしてきましたが、政府は質問に答えないのです。   ビジネスの世界では、質問に対して的確に答えなければ 能力を疑われますよ、と企業研修で講師をしてきましたが、 区議会でも国会でもこれがまかり通ってしまうのです。   報道では、国会の質疑についても編集されてしまっていますが、 すべて通しで見ているとこれがよくわかります。   この夏は是非多くの方に質疑の様子を見て頂き、 この安保法制について共に考えてもらえればと思います。

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