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地下鉄サリン事件から20年

20年前の今日、地下鉄サリン事件が起こりました。   本当に許し難い事件であり、オウム真理教は 名前を変えて存続している状況であり、 事件の真相もまだまだ解明されていませんから 風化させてはならないと感じています。   今日はTVでもかなり報じられていたことは歓迎できます。   オウム真理教の後継団体はアレフとひかりの輪。   アレフの方は松本死刑囚の肖像を掲示していて、 松本が獄中から団体名変更の指示をしていたと報じられていましたが、 最近では積極的に勧誘活動をしており、 若い人達を中心に信者が増えているとのことでした。   確かに今の学生達と話をしていると、 地下鉄サリン事件は産まれた前後の頃の事件であり、 そんなことがあったという程度の理解であることに驚かされます。  
もうひとつのひかりの輪ですが、世田谷区内(烏山)に拠点がある事から、 議会側も特別委員会を設置し、状況を逐次共有している状況です。   風間はこの特別委員会の委員長を務めていまして、 最近では寝泊まりを共にする出家信者数が減少傾向と聞いていましたが、 今日の報道では、事態はもっと深刻だと感じました。
  公安調査庁によると、二つの団体にわけたのも 松本死刑囚からの獄中指示とのことでした。   ひかりの輪の上祐代表は、 我々(世田谷区と地元で反対運動をしている方々)に対しても オウム真理教とは関係がない新たな団体だと主張をしていますが、 オウム真理教の後継団体であるアレフが解体の危機にさらされた時の 受け皿になるよう作らせたという事でした。   地下鉄サリン事件のような最悪の出来事は 松本死刑囚がいなければ再発することはないだろう、 という考えは、楽観的に期待による認知バイアスである、 ということを今一度確認する機会となりました。   さて、20年前のこの日は風間は大学卒業を間近に控え、 社会に出る直前、就職先のベネッセの内定者研修 (そのまま新入社員研修が続行)の準備をしていました。   先日、その研修で一緒だった同期の仲間と 10年ぶりに烏山でランチをしたのですが、 移動途中、烏山の踏み切りで上祐を見かけました。   ひかりの輪はアレフほど積極的勧誘をしていないそうですが 事件をよく知らない若者達が巻き込まれないよう 引き続き区としても取組みが必要だと感じています。

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