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世田谷区の保育待機児童数が4年連続東京ワーストに

先週の読売新聞で、待機児童数の調査結果が報じられていました。   23区と武蔵野6市で待機児童が5414人もいるとのこと。   世田谷区はついに4年連続で東京ワーストが確定となってしまいました。   世田谷区の688人に次ぐのは練馬区の564人ですが、 世田谷区は昨年かなりの数、整備してきたはずです。   今春4月の段階では、世田谷区内でも実際に定員に満たない 施設も結構ありましたので、ミスマッチも考えられます。   ポイントは認可保育園の地域偏在と認証保育所の増加と考え、 この前の区議会代表質問で、この観点から改善要求しました。   以下抜粋です。   1つの問題は、保育サービスの地域偏在があげられます。 現在のような5地域ごとの待機児数公表ではなく、 より詳細に地区毎に施設数を合わせて公表すべきです。 また、もうひとつの問題は区民ニーズの高い認可保育園や 保育室の整備が進まないという点です。   応能負担となっている認可保育園や保育室の入所は 希望する人が依然として多い状況ですが、 利用料金が応益負担となる認証保育所には 預けることができない家庭もあるのではないでしょうか?   今春、認証保育所については、 定員割れとなった施設も例年以上ありますし、 事業者が定員割れを防ぐ為の取組みには、 認可保育園申込者には次年度利用を保証しないといったことや 申込金を返還しないなどのトラブルも発生しています。   これ以上、認証保育所を増やしていくことは、 過度な利用者獲得競争に発展しかねませんが、 今年はさらに5箇所も整備予定とのことです。   一方で区民ニーズの大きな認可保育園は新規で3箇所、 保育室に至っては定員増すら認めないという状況です。   単に保育サービス定員を増やしていけば良い という状況でないのは明らかです。   保育園の待機児童問題こそ、情報公開と区民意見の集約、 すなわちニーズを的確に把握し、待機児童の実情や 保育サービス整備に関するプロセスなどをきちんと 情報公開していく必要があると考えます。   区は今後、どのように情報公開し、 待機児童解消に取り組んでいくのでしょうか?   以上抜粋。   このところ、毎年500人のペースで4月入園申込者が増えている状況ですから、 このままでは、来春の待機児童数もまた増加ということになりかねません。   風間のとろこにも既に今年は何人かの方から来春の入園相談がありますが、 妊娠されている方からの相談もあります。   認可保育園の増設という区民ニーズに応えていかねば、 問題解決には繋がらないことがわかっていますから、 これは引き続き要求していきます。   来春も世田谷区の保育園入園は激戦ということになってしまいそうです。 来春入園予定希望の方は、お早めにご相談ください!   ご支援のクリックをお願いします。 にほんブログ村 地域生活(街) 東京ブログ 世田谷区情報へ
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