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世田谷区の学童保育は大丈夫?国の基準廃止で。

今朝、フローレンスの駒崎弘樹さんが
学童保育基準廃止による懸念を
フェイスブックに投稿していました。

 

「ワンオペ学童」OKになったんだから、
性犯罪歴のチェックはマストでは?

 

世田谷区でも小児性愛犯罪者が勤務していた

 

学童保育を利用している保護者や
今後利用予定の方にとっては
気になる提言かと思います。

 

世田谷区では2年前に、犯罪歴がある
小児性愛者が区立学童クラブで
勤務していたという週刊誌報道があり、
風間も深刻な問題であると捉え、
議会で改善を求めてきました。

 

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「ワンオペ学童」OKとは?

 

子どもが生活する場である学童保育は、
かつて保育園のような全国統一基準がなく、
国はようやく2015年に人員配置などの
基準を定めたばかりでした。

 

しかし、この制度では有資格者などを
確保できず、待機児童が解消できないという
地方の声に押され、国は来年度から
「従うべき基準」を「参酌すべき基準」に
とどめる方針を示し、事実上撤廃すること
を決めたのです。

 

その結果、学童保育の運営は地方の裁量に
委ねられることになり、例えば資格のない
スタッフ1人だけで運営することも可能だ
ということで「ワンオペ学童」OKという
表現をされたのだと思います。

 

世田谷区の学童保育も緩和されてしまうのか?

 

世田谷区はこの全国統一基準ができる前から
学童保育運営の基準を独自に定め、
子どもの安全確保に努めてきました。

  

新BOP学童クラブが全校で導入されて以降
必要とする全児童を受け入れることとし、
同様に保育の質の重視してきた背景があります。

 

大規模校などで利用児童が激増し、
学童生活スペースの過密化が問題となった際には
風間も体育館や図書室など利用可能スペースの
拡張を議会で求め、実現してきた経緯があります。

 

保護者の声、議会での提言に真摯に応えてきた
世田谷区が、国の基準撤廃を理由に基準緩和を
進めることは考えにくく、風間は2月の本会議で
これを確認する予定です。

 

しかし、冒頭の性犯罪者や小児性愛者が
たくさんの子どもが生活する学童保育の現場に
スタッフとして入り込んでしまう可能性が
なくなったわけではありません。

 

この問題については、2月本会議でも引き続き
求めていく予定です。

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