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学校図書室の司書さんは
どんな仕事をしているかご存知ですか?
小中学校の図書室は、児童・生徒が
本を読んだり借りたりできれば良いので、
司書なんて専門職を配置する必要はない、
という意見もかつて議会ではありました。
しかし、世田谷区は
子どもたちにもっと本好きになってもらいたい
と考え、H27年より区立小中学校図書室への
司書配置を民間事業者委託で進めていて、
今年度も新たに20校で司書が派遣されています。
今日は実際に派遣されている司書の方から
お話を伺う機会がありました。
ご自身も世田谷区立の小学校保護者であり、
この民間委託による司書派遣事業が
子どもたちに為にも持続可能な取組となるよう
建設的なご意見をくださったのです。
勤務時間は8時半〜16時半。
今の時期は新入生への図書室説明があり、
図書室を利用した授業では読み聞かせや
調べ学習のサポートなどをするそうです。
休み時間には本を借りたい子どもたちが
かなり来て、その対応に追われるそうです。
通級の子どもの対応などもあり、
子どもがいない時には、
書架の整理や目録の作成をし、
長期休みの際には蔵書点検など。
風間の想像を超える業務量でした。
これまでは司書資格を持っていない
地域の方に非常勤職員として
図書室整理を依頼していた学校が多いので、
派遣開始当初は、図書分類がデタラメで
どの本がどこにあるのかわからない状況
というケースもあるとのことでした。
学校内で働いているので、
何かをする場合の意思決定は
学校管理職の許可が必要ですが、
4月は特に管理職が多忙を極め、
なかなかコミュニケーションを
とることもできなかったり、
ということもあるそうです。
しかも給料は・・・
インターネットで検索すると、
派遣元企業の求人ページを見られますが、
有資格者でありながらアルバイト並の報酬です。
これでは、子ども達に本の素晴らしさを
知ってもらいたい、と働き始めた司書さんも
心が折れてしまいかねない、と感じました。
保坂区長になり、今の教育長が就任して
取組始めたこの制度。
風間もこの制度を導入する際には
賛成を表明しましたので、
このような状況は看過できません。
早速教育委員会事務局の担当課長に報告し、
事業者と学校現場への改善指導を求めました。
この司書派遣を初めてから、
子どもの図書室利用が増えた学校もあるようです。
学校図書室に司書を派遣する取組は
継続していくべきと風間は考えますが、
皆さんはどのように考えますか?
ご意見をお聞かせ下さい。