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2016年10月を表示しています。

先日のブログで告知した通り、

世田谷区議会議員超党派10名で

フィンランドを訪問しています。

 

大きな目的は姉妹都市交流先を新たに探し、

最終的には世田谷の子ども達が

姉妹都市の子ども達と定期的に交流し、

国際理解を深めることとしています。

 

また、子育て支援や教育政策が先進的な

フィンランドの各現場を視察し、

世田谷区政に反映できればと考え、

現地コーディネーターに相談しながら

訪問団で行程を決めました。

 

最初に訪問したのは、首都ヘルシンキから

50キロほど離れたビヒティー市。

 

その中でも児童数540名の大規模小学校を訪れ、

校長先生からフィンランドの教育システムや

この学校の特徴などを伺いいました。

フィンランドの教員は大学院卒で、

校長自ら採用面接をするそうです。

 

教員34名の他に事務スタッフが12名いて、

国の制度で子ども福祉の各種専門家4人も

一体となり、教員は授業に専念できる

環境があることはが印象的でした。

 

この小学校も国際理解教育には力を入れており、

世田谷の小学生を受け入れることについては

大歓迎という返答を頂きました。

 

その後、5年生の授業を参観。

ちょうど「起業家教育」の授業を

プロジェクト学習で行っていました。

(風間が前職時代に最も注力領域です。)

それぞれのグループ毎にこれから実際に取り組む

ビジネス内容を決めていたようで、

あるグループはぬいぐるみ製造会社、

他のグループは誕生日企画会社など

アクションプランも具体的でした。

 

お昼休みは日本でいうところの中休みの時間から

学年ごとにランチルームで食事とのことでした。

給食費は当然無料。

 

この日は気温2度でみぞれが少々降っていましたが、

休み時間は外遊びを皆していました。

教育の情報化に関する実態調査結果を

文科省が公表しました。

 

「PC普及率」「教室の無線LAN普及率」

「教室の電子黒板普及率」という3点で

全国の市区町村の状況がわかりますが、

我が世田谷区は「まだまだ」です。

 

とはいえ、世田谷区は区長が保坂さんになって

だいぶICT環境整備に予算を割いています。

 

風間が議員になったばかりの10年前、

世田谷区立学校はICT整備状況が

他と比べても酷すぎることを

文教常任委員会で指摘すると、

当時の教育長は

「全国的にも東京が遅れていて、

東京の中でも世田谷区は遅れている

と認識している」

と答えていました。

 

しかしながら、

当時の自民党出身区長とこの教育長は

学校の建て替えにはお金をかけても

ICT整備には注力してこなかったのです。

 

そのような状況から昨年度はどうなったのか?

(東京都は55ページ目からです。)

 

1)PC1台あたりの児童生徒数

文科省の目標値は3.6.人に一台ですが、

全国平均は6.2台に一台となっています。

世田谷区は昨年大幅にタブレットを導入し、

ようやくこの全国平均同等となりました。

 

しかし、23区では13番目、まだまだです。

 

2)普通教室の無線LAN整備率

文科省の目標値は100%ですが、

全国平均は26.1%となっています。

 

世田谷区は…

 

2%以下…

 

23区でも19番目です。

これは看過できません。。

 

3)普通教室の電子黒板整備率

文科省の目標値は100%ですが、

全国平均は21.9%となっています。

 

世田谷区はこの電子黒板導入について

この2~3年注力してきたこともあり、

 

40%弱。

 

となっています。

 

とはいえ、23区では14番目ですし、

東京都全体では70%強なので

世田谷区は「まだまだ」なのです。

 

世田谷区立の児童生徒数は

全国トップクラスであり、

これらの数値を上げていくには

相応の予算が必要となりますが、

次世代への投資ですから、

しっかりと取り組まねばなりません。

 

これまでにも議会で区に要求してきましたが、

少なくとも文科省の目標値ぐらいは

早急に達していなければならないと

議会で提言していきます。

 

同時に環境ばかりを整えても、

教員が学校でしっかりと指導できなければ

「宝の持ち腐れ」となってしまいますから、

これも改めて要求していきます。

 

来週フィンランドの学校を視察してきますが、

この領域でも先進的に取り組んでいる現場を

しっかりと観てきます。

先日のブログで告知しましたが、

世田谷区議会では世田谷区姉妹都市を増やし、

世田谷区の子ども達が姉妹都市の

子ども達と交流できる機会が増えるよう

超党派の議連を組んでいます。

 

今期は、

イギリス(7月訪問済)、台湾(10月末)、

フィンランド(10月末)、韓国(12月)

の4カ国が候補に上がり、風間は

フィンランド訪問団の世話人を務めています。

 

フィンランド訪問団は超党派で10人が確定し、

事前勉強会などを行っていますが、

昨日は大使館を訪問し、

教育・福祉などの主要政策を直接伺いました。

公式ツイッターで紹介されています。。

さて、まずは公使の方からのレクチャーですが、

フィンランドの有名人紹介からでした。

誰だか全てわかりますか??

 

続いて、日本人スタッフの方から

フィンランドの特徴などを伺いました。

フィンランドも第2次世界大戦の敗戦国であり、

戦後にベビーブームがあったそうです。

 

しかし、女性の社会進出によって出生率が激減し、

1973年、自治体に保育義務が課せられ、

1996年には母親の就労有無に関わらず、

子どもが保育園に入る権利が付与されたそうです。

 

子どもが3歳になるまで休職可能で
復帰の際には元のポジションが保証されている為、、

0歳児保育入園は0.8%とのことでした。

 

ワークライフバランスを充実させる為に

他にも制度が充実していて、

残業する人は少なく長期休暇は合計5週間!

取得率はほぼ100%とのことでした。

 

結果として、女性が活躍しやすいランキングや

子どもの貧困率の低さでは、常に世界で

1•2位を競う状況ということです。

全て国の制度によるものですが、

一方で税金が高いのも北欧諸国の特徴です。

フィンランドの取り組みとして、
日本の国会でも取り上げられた
「ネウボラ」についても
動画を見せていただきました。
フィンランド語ですが、
こちらのページで見ることができます。
 ネウボラは実際に視察してくる予定なので
現場の方のお話をしっかりと伺ってきます。
尚、今回の視察行程は、
議員の視察としてはかつてないほどの
ハードスケジュールを組みました。
以下のような予定です。
初日:ビヒティ市
・小学校訪問
・保育園併設小中一貫校訪問
・市庁舎訪問:教育長と市長と面談
・ユースセンター訪問
2日目:ポルボー市
・教育長レクチャー
・小学校訪問
・中学校訪問
・プレーパーク訪問(ヘルシンキ)
3日目
・図書館訪問(エスポー市)
・ネウボラ訪問(ヘルシンキ)
・自治体交流協会訪問(ヘルシンキ)
4日目:ヘルシンキ
・文化芸術拠点
・子ども若者芸術センター
・劇場博物館
・市立美術館
報告レポートはこのブログで後日行います。