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PTAの強制的な体制を改善するために

・年度始めにあるPTAの委員決めが辛い

・保護者会を欠席したら大変なPTAの役割が決められていた。

・PTAの非効率な業務について改善提案をしたら批難された。

・PTAに入っていないと保護者が運動会に参加できないと言われた。

などなど、毎年新年度が始まるとPTAに関する様々なご意見が寄せられます。

世田谷区の 「PTAのしおり」によると、

PTAの目的は、P(保護者)とT(教員)が

子どもの健全な育成と幸福を目指して、お互いに学習 し合い、

その学習に基づいた活動を一緒に進め、

よい 保護者、よい教師になるよう努めることにあります。

と記されています。

また、「会員は自由加入が原則です。」とも記されています。

任意団体ですから当然ですが、

多くの保護者がPTAに対して強制的な何かを感じるのは問題だと考え、

8年前から議会で改善を求めてきました。

先日、政府の「1億総活躍国民会議」で民間議員の菊池桃子さんが

「PTA活動はもともと任意活動なのに、すべての者が参加するような雰囲気作りがされている」

と発言したことが注目されましたが、

風間は今日の一般質問でも改めて以下4つの視点で

区教育員会に対して改善要求をしました。

1) 参加任意の告知を徹底せよ。

2)「全員参加が望ましい」という教委の期待を改めよ。

3)ライフスタイルと価値観の多様化が認められる組織となるよう啓発せよ。

4)前例踏襲運営から透明性効率性ある運営の推進に取り組め。

風間が会員となっている小学校のPTAは強制的な雰囲気はあまりなく、

「できる人ができる範囲で」という雰囲気があり良いのですが、

学校によっては小学校入学時に「参加任意の告知」すら未だに徹底されていなかったり、

ポイント制で負担の公平性を押し付けたりする学校も多かったりします。

また、前例踏襲で非効率な作業が毎年行われていたり、

改善提案しても「今までこうだったから」という理由のみで

検討すらされないケースも多々あると耳にします。

ライフスタイルや価値観が多様化する今の時代、

PTAへの関われる度合いは各家庭によって様々ですから

毎年多額の補助金委託金を予算計上している区教委が、

改善に向けて取り組んでいかねばならないと考え、取り上げました。

一般質問とその答弁をこちらから動画で確認することができます。

是非、ご覧いただきご意見をお寄せください。

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