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子ども達への震災復興支援

東日本大震災からまもなく3年が経とうとしています。   あの震災以降、風間は気仙沼市の復興支援を続けています。 1年目は復旧支援として、肉体労働も行ないましたし、 後半はシンデレラプロジェクトとして、 被災地の子ども達に新しい靴をプレゼントする活動をしてきました。   2年目からは、文部科学省の事業をNPOで受託し、 プロジェクトマネジャーとして学校教育支援を行なってきました。   そして今週、実際に小学校に伺い 「みらい教育」授業を行なってきました。   今回は気仙沼の中でも被害の大きかった地区にある 小学校6年生2クラスが対象です。     未だに行方不明の家族がいる児童もいるし、 仮設住宅住まいの児童もたくさんいます。   そんな子ども達の「こころのケア」と「元気付け」を目的に 「みらい教育」プログラムを設計し、仲間と授業を行なってきました。   昨年と比較すると、 子ども達はだいぶ日常生活を楽しんでいる様子が伝わってきて、 少しずつ震災前の生活を取り戻してきているようにも感じました。   授業の最後には、写真のようにグループ毎に源木(げんき)をつくりあげ、 児童一人一人が発表を行ないました。     しかし、甚大な被害を被った沿岸部は未だに復興が進んでいなかったり、 未だに再建の目処が立たず、不安を抱えながら仮設住まいをしている 家族がたくさんいるのも現状です。   そんな状況でも子ども達は日々様々な経験をしながら成長していきます。   せめて学校という場は彼らが伸び伸びと過ごし、 楽しい思い出の場所となってほしい、 という想いで日々接しておられる素敵な校長先生と担任の先生の 期待に応えられるよう私達も精一杯お手伝いしてきました。   今回の授業が子ども達にとって、 「これからもがんばろう!」 と思えるひとつのきっかけになっていればいいなと思います。

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