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2008年12月2日

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隣人祭りを知っていますか?
1999年にフランスで始まった祭りで、現在では世界29カ国800万人もの参加者がいるとのこと、今年6月に非営利団体として日本支部が立ち上がったのだそうです。
この隣人祭り発起人ペルファン氏がフランスから日本に初来日しているということで、昨晩パネルディスカッションに参加してきました。


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場所は丸の内。新丸ビルのエコッツェリア。(写真)
パネラーはペリファン氏の他に分子生物学者の福岡伸一先生と三菱地所(株)街ブランド企画部ソフト事業推進室長の廣野研一氏。
ペリファン氏は現在パリ17区の助役だそうですが、お年寄りの孤独死に直面したのをきっかけにこの活動を始めたそうです。隣人同士の触れ合いがあれば、こんな悲劇は起こらなかったはずだと、見知らぬ隣人たちに声をかけ、食事をしながら語り合うことから始めたとのことでした。
三菱地所の廣野室長のお話は、オフィス街である丸の内地区を人が集う魅力あふれるまちにするためにどのような取組をしてきたか紹介がありました。
クリスマスシーズンには人気スポットとして有名な「ミレナリオ」やテレビでも報道された為末選手の短距離走イベント、打ち水プロジェクトや丸の内合唱団のプロデュースなどどれも耳にしたことのある注目された取組でした。そして、人が集うという点で隣人祭りとは理念的に共通するとのことでした。
分子生物学者の福岡伸一先生のお話は実に興味深い内容でした。
生物学上、細胞は隣同士が情報交換し相互補完しているが、これができないのががん細胞である。
細胞の集合体である人間もコミュニケーションを通じて人同士相互補完することが必要であり、
この「隣人祭り」は生物学的な基盤に裏付けられているということでした。
福岡先生は世田谷で実際にこの隣人祭りを主催したとのことでした。
世田谷区も集合住宅が増え、転入者も多い地域。隣人同士のコミュニケーションがなくなってきているところも多く、コミュニティづくりにも課題があります。
この隣人祭りは世田谷区の方向性にもマッチするので、取り入れていくべきだと思いました。

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