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来年度の予算要望書

7月からはじめました来年度の予算要望書づくり。 大部分は8月中に完成させていましたが、それに基づいて第3回定例会では質問もしていきました。 いよいよ今月提出ということで、最終確認をし、昨日提出をしました。 要望が文章で書き連ねられている従来の形式ではなく、昨年に引き続き、表形式で予算額も記載したものとしました。 この詳細に関しては、後ほどこのホームページでも掲載していこうと思いますが、文章に関しては政調会長としてドラフトを作成するところから携わったので以下に紹介しておきます。 平成21年度 民主党・無所属連合 予算要望書 【はじめに】  約84万人という23区最大の人口を要する世田谷区においては、他の自治体の規範となるべきであり、貴重な税金を原資に運営している行政組織である以上、自らを様々な角度から点検し、区民の目線で行政運営をしていかねばなりません。  昨年より続く原油高や、食料などの価格高騰は産業界だけではなく、区民生活に多大なる影響を及ぼしております。このように区民が厳しい生活を強いられている状況において、予算の中心もこれまでのような土木中心から区民生活重視に移行していかねばなりません。  この度、我が会派は多くの区民の期待に応えるべく、責任ある会派として、より一層区民目線で要望書を作成しました。  昨年同様に文章で列挙するだけでなく、要望項目を一覧表に記し、より精緻に各事業の概算額を記入しました。また、歳出削減項目に歳入増項目を追加し、確保した財源をもって、新たな予算を要望することとしました。  世田谷区においてはこれらの状況を踏まえた上で、我々会派の要望事項を真摯に受け止め具体的な政策として予算化し、実行することを強く望むものであります。 【 歳入増・歳出削減による財政改革】  まずは、我々議員自身から襟を正すべきであり議会改革によるコスト削減は引き続き積極的に取組んでいきます。その上で、昨年同様、入札制度改革や外郭団体を含めた組織改革などを実践することにより、行政におけるムダなコストをカットすることを要望します。また、来年度は基金の積極運用や滞納税の徴収強化などによる歳入増もより注力することを要望したうえで、次のような予算を要望します。 【 平成21年度予算に反映すべき最重点項目】 ①「チルドレン・ファースト」の社会の実現にむけて  昨年要望した保育環境の充実や教育環境の改善に加え、少子化対策全般に注力することを要望します。  まず、不妊治療の補助や出産費用の助成など安心して子どもを産み育てる環境整備を求めます。  次に、子どもが育つ環境改善という観点から、子どもを育てることに従事する人達の待遇改善を求めます。また、教育においてはこれからの時代を生きていく上で必要となる教育に予算を確保することを求めます。 ②「低負担高満足」の福祉サービスの構築  引き続き、高齢者と障害者に対する福祉サービスを充実させていくことに加え、産科小児科をはじめとする地域医療の充実に繋がる予算措置を求めます。  まずはそれぞれの実態を区は詳細に把握できるよう調査し、生活が困難となっている高齢者や障害者、その家族など福祉を必要とする人々が、自分らしく満足できる暮らしを実現できるよう、予算を確保することを求めます。さらに、健康な高齢者がその健康を維持できるよう積極的に支援していくことも求めます。 ③いつまでも安心してくらせる世田谷の実現  まずは安心して安全に暮らせる世田谷を実現するために、防犯防災に関する新たな取組みに予算措置を求めます。  そして、NPOや地域住民が一体となって、区民主体の「自治」確立できるよう、出張所改革やまちづくりの抜本的な見直しを求めます。  さらに、いつまでもこの地域で暮らせるよう環境対策として、自転車利用の促進やCO2削減の為の取組みに予算措置を求めます。 以上

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