「風間ゆたか」ホームページ > 平成19年度決算特別委員会 文教委員会所管分質疑

◆風間 委員 引き続き、私から質問させていただきます。
 一般質問でも質問させていただきましたが、すべての始まりは目標からだと思っていますし、世田谷区の教育委員会に関しては、教育ビジョンを十六年度に検討を始めたというような話が先ほどもありました。この教育ビジョンをつくった経緯について、まずは話を聞いていきたいと思います。
 先ほどのお話では、平成十六年五月十一日に策定委員会がスタートしたというようなお話でしたが、この策定委員会のメンバーを教えてください。
◎張堂 副参事 世田谷区教育ビジョンは、おっしゃるとおり、平成十七年三月に策定しておりますが、その際に、策定に当たりまして、平成十六年五月に、教育長、教育委員会事務局内管理職及び庁内関連部署の管理職並びに小中学校長会の両会長を構成員とします世田谷区教育ビジョン策定委員会を設置しております。メンバーにつきましては、今申し上げました、教育長、教育委員会事務局内の管理職、庁内の関連部署の管理職、小中学校長会の両会長でございます。
◆風間 委員 時間がないので、同じことを二度言っていただかなくて結構です。
 教育ビジョンをつくるというのは、すごく責任の重いことだと思いますし、大変なことだと思います。この国の教育を決めていく文部科学省なり文部科学大臣なり、中央教育審議会なり、教育ビジョンというものを打ち立てていないわけですから、そこに先駆けて世田谷区が打ち立てていこうというのは、すごく慎重にやっていかなければならないと思うわけですけれども、そのメンバーで行ったということで、一番最初に上がってきた目標が「せたがやで育てる世界にはばたく子どもたち」、これは私もすごく希望の持てる言葉でいいなと思うんですが、一体そのメンバーの中に、何人世界に羽ばたいた人がいるのかなというのがちょっと疑問なんですけれども、ご存じでしたら教えてください。
◎張堂 副参事 当時のメンバーでございますが、その後の状況は承知してございません。失礼いたします。
◆風間 委員 ここの教育ビジョンの中に、「資源の乏しい日本がグローバル化の進む国際社会の一員として他の国々と共存していくために日本人として必要とされる資質は何かを見極め」と書いてありますが、これは、見きわめていくことはすごく大変だと思います。グローバル化の視点を持っている人でなければ、なかなか見きわめていくこともできないと思うんですけれども、これはどんな資質が上がってきたんでしょうか。お伺いします。
◎張堂 副参事 今おっしゃった子ども像、「せたがやで育てる世界にはばたく子どもたち」という表現をしておりますが、これにつきましては、具体的には四つの子ども像を挙げております。「ひとの喜びを自分の喜びとし、ひとの悲しみを自分の悲しみとすることのできる子ども」、そういったことを初めとして四つの子ども像を具体に挙げております。こういったことを総称して、「せたがやで育てる世界にはばたく子どもたち」という表現でいたしております。
◆風間 委員 かつてつくったものを修正するというためにも、この第二期行動計画があるということだと思いますので、この第二期行動計画に向けて策定しているメンバーについて教えてください。どなたがやられているのでしょうか。
◎張堂 副参事 前回のビジョンの策定時と同様でございまして、やはり第二期行動計画の策定委員会を設けております。メンバーの構成につきましては、前回とほぼ同様でございます。
◆風間 委員 では、この中の理事者の方々はほとんどが参画しているということだと思うんですけれども、これからの世の中で活躍していくために必要な要素ということを抽出していくことがすごく重要だと思っています。これに関して、社会人基礎力に関する緊急調査というものが経済産業省のほうでなされているんですけれども、これの内容を把握している方は、この理事者の中でどれぐらいいるんでしょうか。手を挙げていただけますでしょうか。経済産業省が社会人基礎力に関する緊急調査というものを出されております。これに関して内容を把握している方はどれほどいるのか、知っていたら手を挙げていただければと思います。――ありがとうございます。
 子どもたちがはぐくまれていって、やがて世の中で活躍するという中で、産業界で活躍する人は非常に多いかと思いますし、この経済産業省が緊急調査をした背景としてあるのは、やはりグローバル化が急に進んでいく中で、求められてくる能力が旧来とは随分異なってきているんだというような意見が随分上がってきたからだと聞いております。これに関して、これからの教育ビジョンを策定していく上で教育委員会が把握していないというのは、すごく残念なことでありますし、ぜひともこれを把握することを要望いたします。
 ここには三つの大きな力が書いてありまして、細かくは十二個の能力要素というものが載せられております。総合学習の場においては、普通の学力、体力以外にはぐくむ力というものは総合学習の中で取り組んでいくように考えられているんだと思いますが、まさにこういった要素がはぐくまれるような内容でなければ、我々の子どもも安心して世田谷の学校に通わせることができなくなってしまいますので、ぜひともそういった内容を盛り込んでいただくことを要望いたします。
 続いて、先日、中教審で長らく委員をされている財界の方と、そういった感じで意見交換をさせていただいたんですけれども、どうも学校現場が産業界や社会で求めている力を備えるという意識がないんじゃないかというような意見交換をさせていただきました。才能の芽を育てる体験学習は、ビジョン実現に向けて各種専門家、トップで活躍されている方などをお招きしてということで、ある種評価できるんですけれども、こういった経済界に関しての取り組みというのがほとんどないのではないかなと。経済の第一線で活躍されている方をお招きしてというような取り組みがほとんどないのではないかなと思いますが、これに関しては、そういった準備を今までしてこなかったのでしょうか。そういう観点がなかったのでしょうか。教えてください。
◎髙山 教育改革担当部長 今のご質問の前に、ちょっと補足をさせていただきたいんですが、先ほど、教育ビジョンの策定の過程の話、担当課長より申し上げましたが、ちょっと先にご答弁させていただきたいんですが、そもそもこの教育ビジョンは初めてつくりました教育ビジョンでございますので、それまでに世田谷の教育が取り組んできた、例えば、全国に先駆けまして平成九年に阪神・淡路の大震災を契機に全校に設置した学校協議会、それから少人数教育、小学校全校にスクールカウンセラーを入れる等、さまざまな取り組みをしているのを一回総括をして教育ビジョンをつくっていこうということで、前年からコンサルタントを入れまして、各界のさまざまなところからご意見をいただいて、一つの基礎調査をしております。
 また、小学校PTAの連合会が、当時非常に大規模な保護者アンケートをとられましたので、そういったものも参考にいたしましたし、また、東京都は当時、東京都の教育ビジョンをつくられましたので、その関係資料も入れた上での検討をスタートしてございます。
 そんなことで、今の経済産業省の話にも少しかかわるかと思いますが、平成十五年から、美しい日本語を世田谷の学校からという取り組みをしてございまして、ここで、やはり言葉、コミュニケーション能力が一つの大きい柱だろうと。それから、地域ということは大きいだろうと。この地域と言葉という大きなキーワードで検討を始めまして、その後、私どもの検討の中では、教育委員会、それから議会でのご議論もそうでございますが、当時子ども部がつくっておりました子ども計画とあわせまして、部長会等にかけたり、全庁の中で、区全体で議論をさせていただいたと記憶をしてございます。
 そういったこともございますし、その年の六月の半ばには、区内十大学の学長、理事長をお招きして、教育ビジョンの基本的なコンセプトはどうであろうかというようなことの議論をしたこともございます。
 そういったことをちょっと補足させていただきます。長くなって申しわけございません。
 今のご質問の、一線の経営者のお話でございます。ご案内かと思いますが、学校経営塾をしてございまして、この中で昨年度も七つのゼミでさまざまな学識経験者、あるいは区内の経済界の一線で働いている方等のゼミをしてございますし、今、各学校で、経団連等で、いわゆるゲストティーチャーということで、たくさんの学校での実際の取り組み例もございますし、才能の芽を育てる事業の中では、十八年度に日本銀行の政策委員の新委員の須田先生をお招きして、中学校の生徒たちに金融教育、経済教育をしたと、さまざまな取り組みをしてございます。
 長くなって申しわけございません。
◆風間 委員 それでは、先ほどちょっと触れましたけれども、学力とか体力とか、そういった所定の教科、通常の教科以外のことが学べる場として、総合的な学習の時間ということが設けられたかと思いますけれども、その中で、三分の一が「日本語」という教科に使われていると聞きました。これを三分の一も割かなければならない理由というのは何なんでしょうか、教えてください。
◎小島 教育指導課長 今、「日本語」の総合学習の時間の活用についてご質問をいただきましたが、学習指導要領に示されている総合的な学習の時間のねらいは、教科「日本語」を指導する際にも矛盾するものではなく、むしろみずから課題を見つけたり、学び方や物の考え方を身につけ、課題の解決や探求活動に主体的、創造的に取り組む態度を育成していくことは、教科「日本語」のねらいとも方向性が一致するものと考えています。
 したがって、総合的な学習の時間の時間数を使って教科「日本語」の実施をしても、そのねらいは達成できると考えておりますし、教科「日本語」の特区の申請時にも、内閣府と文部科学省もその考え方を認め、構造改革特区として認定いただいたものです。
 今後も、総合的な学習のねらいが十分達成できるようにしていきたいと考えています。
◆風間 委員 中学校の「日本語」の「表現」と「哲学」という教科書を見せていただきまして、今おっしゃるように、「日本語」という枠でとらえるにはもったいないほどいろいろな内容が載っているなと思いますし、私の専門分野でありますコミュニケーション関係のことも入っていますので、若干足りないなと思う部分を質問させていただくんですけれども、私が早稲田のMBAで授業を持っていたときに、隣の部屋の先生がたまたま海外で教えられていて、日本語、国語を専門とされている先生だったんです。その先生が国語学会で常に発表していた内容なんですけれども、日本の学校で国語だとか日本文学、日本の言葉に関して研究している先生たちの大いなる欠点が、やっぱり諸外国の言語をよく理解していないというような内容でした。
 これも確かに論理性という言葉が入ってはいるんですけれども、重要なのは、世界に羽ばたくということを本当に考えていくのであれば、日本語が世界の言語に対してどういう強みがあって、どういう弱みがあるのかというようなことは触れていなければいけないと思うんです。
 すなわち、論理性という言葉が書いてありましたけれども、日本語では、なかなかその論理性が海外の言語について、(発言する者多し)ちょっと静かにしてください。海外に比べて少ないというような、やりとりするのになかなか論理性が構築しにくいものだなどということを言っていたわけですけれども、教育委員会がこれをつくる上において、日本語をつくるに当たっても、そういった海外、世界に羽ばたくということを意識してつくられたのかどうかということをお聞きしたいと思います。
◎小島 教育指導課長 教科「日本語」について、論理性についてというご質問でしたが、例えばゲームについて、実物を見せずに説明するのは、かなり論理性が必要、あるいは円周率が三より大きいというようなことを式とか図ではなくて言葉をもって説明するとか、論理的な説明する力は極めて重要な要素として考えて、教科書作成に当たっております。
◆風間 委員 ありがとうございます。実際に現場に立たれるのは先生方だと思いますし、それをリードしていくのは校長先生だと思います。まさに世界に羽ばたく子どもたちをはぐくんでいくのが学校現場であると考えますと、そのリーダーたる校長先生は非常に重要なポジションだと思います。
 質問ですけれども、今の九十五校の校長先生、また、それを指導する位置づけにある指導課の方々の中で、例えば民間企業への一年以上長期の研修に出られている方とか、海外の日本人学校で勤務経験をされた先生というのは何人ぐらいいらっしゃるのでしょうか。
◎小島 教育指導課長 小中九十五校の校長及び教育指導課のメンバーの中から、長期の民間研修に行った者は二名、海外日本人学校等の経験者は十二名となっております。
◆風間 委員 ありがとうございます。ほかの地域の話を聞いているところと比べると、意外と世田谷は多いなと感じました。それはすごく喜ばしいことですし、優秀な校長先生を配置するのは教育長の力だという話も聞いたことがありますので、ぜひとも引き続き、交代されるときにも、そういったいろいろな経験を持った校長先生が配置されるよう要望をしておきます。
 ところで、さらにもっとさまざまな経験を持った方々に校長先生をやってもらいたいと思います。そういうことで、校長会でももっともっと刺激を受けてもらいたいという思いから、私は第二回の定例会で民間人校長についての質問をさせていただきました。東京二十三区の中では、小中一校ずつ民間人校長の事例があります。これはすばらしい取り組みだと私は認識していましたが、さきの答弁では弊害もあるというお話でした。この二校に関して、具体的に何か弊害があるのであれば、どんなところだったのか、教えてください。
◎小島 教育指導課長 全国で民間人校長は、平成十七年度まで増加していましたが、十八年度から若干減っております。今のご質問は、東京都の小中学校に配置された二名についてというようなご質問でしたので、特に二校について弊害ということではなくて、民間人校長一般に、配置するということでは、実際に大部分の民間人校長は高等学校が中心で、小中は少数になっておりますし、配置に当たっては、いい点もあるけれども、課題もあると認識しております。
◆風間 委員 まさに私の認識でも、やたらめったら民間人校長を入れていけばいいというものでもありませんし、人でありますから、人によって、民間人はすべて能力が高いということでもないかと思います。ただ、足立区と杉並区の事例に関しては、よほどじっくりと人選を行ったということでありますし、その結果、ちょっと行き過ぎている嫌いはあるとはいうものの、地域の人たちにも非常に喜ばれているという話を聞いていますので、引き続き、この民間人校長を小中学校に入れていくことによって、世界に羽ばたく子どもたち、このビジョン実現に関して促進していくことを要望として言っておきます。
 続いて、これまた第二回の定例会で質問させていただきました民間プログラムに関してであります。
 先ほど、ゲストティーチャーとかという話がありましたけれども、実際にゲストティーチャー、学校の先生は子どもたちに対して教えるプロだと思っていますので、いきなりおじさんとかが来て、学校の教室の中で子どもたちに話をするのは無理があるというケースも随分聞いております。
 ですので、ゲストティーチャーすべてがいいとは思っていません。ただし、今これだけ忙しい先生方が新しい世の中のことを体験できる、体感できるようなプログラムを開発するのは、かなり至難のわざだろうなというのは、いろいろな先生からのお話で感じているところであります。
 しかし、残りの三分の二の総合的な学習の時間をもっともっと有効に活用していく意味では、民間企業や民間の団体が開発した優良なプログラムが今かなり出回っているわけですから、これをぜひ導入するといったことを検討してはいかがでしょうかということを質問させていただいたのに対して、第二回定例会では余り明確な答弁はありませんでした。これに関しては、区教委としてはどのように考えていらっしゃるのでしょうか。
◎古閑 生涯学習・地域・学校連携課長 教育プログラムについてのお尋ねでございますけれども、教育委員会では、民間企業を初め外部人材等を活用した学習プログラムの情報を蓄積いたしまして、区立小中学校にそれを提供する世田谷教育活動支援プログラムの運用を十九年度から始めているところでございます。この教育活動支援プログラムは、区立小中学校が求める学習プログラムに応じた情報提供とともに、授業への活用を希望する学校の申し入れに応じて講師を紹介するなど、コーディネート機能をあわせ持ったシステムとして運用を始めたところでございます。
◆風間 委員 取り組みが始まっているということで、ぜひとも推進していただければと思います。
 続いて、今度は学校の評価に関してですけれども、こちらもさきの一般質問で少々させていただきました。導入し始めだから、これからさらにブラッシュアップしていくんだというようなお話を聞いておりますけれども、現在では外部評価、内部評価とのギャップサーベイだとか、または要望と実現度に対してのギャップサーベイがないから、どうしてもアンケートレベルの外部評価になってしまっているのではないかと感じるところなんですけれども、教育委員会として、今の外部評価に関してどのような課題意識を持っているのか、教えてください。
◎小島 教育指導課長 現在、区内すべての小中学校で外部評価委員会を設置して外部評価を行っております。この外部評価委員会は、保護者や地域の方々、あるいは児童生徒を対象としたアンケートを実施するとともに、授業観察や教職員からの聞き取り等を行い、その結果をもとに、教育活動を総合的に評価して報告書を作成し、学校へ提出しています。
 報告書を受け取った学校は、学校の内部評価に加え、学校外部評価の結果を踏まえて学校経営の改善方針を立案し、実践をしています。学校外部評価を活用して教育活動の改善充実を図っていこうとする取り組みが区立学校に定着してきたところであると考えています。
 平成十七年度の全校試行を含めて、今年度は三年目を迎えております。世田谷区の学校評価の取り組みは八月の教育フォーラムで発表させていただきましたが、文部科学省の学校評価室長からも、全国的に見ても先駆的な取り組みであると高い評価を受けている部分もあると認識しております。
◆風間 委員 これもさきの一般質問でちょっと触れましたけれども、あくまでもビジョンの実現度、区の教育委員会として掲げる理想の教育があると思いますので、それが現場できちんと行われているかどうかということをはかっていくのもこの評価だと思っています。教育委員会統一でその進捗度がはかれるような外部評価、もしくは内部評価をあわせた新しい制度を取り入れていくことをぜひとも要望いたします。
 これまた、慶應大学の金子郁容先生、教育長もお知り合いかと思いますけれども、無償で提供されているような立派な外部評価のシステムもありますし、そういったものをぜひとも活用していくことによって、最先端のこういった教育委員会の取り組みをどんどん進めていってもらえればなと、これは要望しておきます。
 そして、学校の均質化というところについて若干質問をさせていただきます。
 先ほど、すがや委員からも少々お話がありましたけれども、学校の適正配置というところに関しては、過去にもさまざまな質問があったかと思います。ちょうど一年前には、宍戸議員からの質問に対して、教育委員会の答弁を見てみますと、「現在は適正配置の検討部会において、地域別の児童生徒数の将来予測や各校ごとの状況において調査分析を行っており、近く具体策をまとめていく方向で進めております」というふうに、一年前に答弁されていました。
 この検討委員会でどんな内容を検討して、今の段階、一年たった今となってはどれだけ進んでいるのかということを教えてください。
◎張堂 副参事 適正配置、適正規模化につきましては、教育委員会を中心に、教育環境等の検討委員会を設置いたしまして、またそこにプロジェクトチームをつくりまして検討を進めております。事務的には、いろんな情報をもとに検討を進めている部分でございますが、現在の状況を申し上げますと、最新の将来人口推計では、世田谷区全体の児童生徒数は今後十五年間は増加し続け、地域によっては偏在傾向も大きくなる見通しとなっております。学校の適正規模化、適正配置等への適切な対応はますます必要となっております。
 いわゆる小規模校につきましては、集団活動を通した教育の成果や、若い教員への指導教育体制などについてさまざまな課題がある一方で、世田谷区の西部地域を中心とした大規模化への対応も重要な課題となってきております。
 また、子どもたちの教育環境につきましては、現在、喫緊の課題といたしまして、学校施設の耐震化への対応がございます。現在、これに全力を挙げて取り組んでいるところでございます。
 加えて、今後ふえることが予想される大規模校につきまして、通学区域の見直しや施設整備等、さまざまな対応策を検討するとともに、適正規模化、適正配置についての課題を洗い出すため、現在基礎的な作業を進めているところでございます。
◆風間 委員 これまた、さきの一般質問でさせていただきましたけれども、六年間クラスがえがないというのは、本当にコミュニケーション能力の醸成、また、関係構築力の醸成において非常に大きな弊害がある。小規模校を望んでいる保護者の方もいるということですので、それはいいと思うんですけれども、望まない人たちもそこに行かなければならないというのが今の現状だと思います。
 こちらが学校の地図、皆さんも持っていると思うんですけれども、先ほどもお話のありました環七から内側の小学校の数、地域的にはこれしかないんですけれども、十五校あるわけです。一方で、環八の外側の学校、東玉川のほうとかを除くと、これまた地域的には二倍以上、(「発言する者あり」)除いたのは東部という意味です。東部地域。これで十五校あるわけです。(「西部」と呼ぶ者あり)済みません、西部地域において十五校ある。面積的に倍ぐらいあるところで同じ校数だということから考えると、今後、環七から内側に子どもが爆発的にふえていくということが、そんなに考えられないんじゃないかと考えますと、そろそろ、ある種、学校が密集している環七から内側の学校に対しては、統廃合を含めて検討していく必要があると思うんですけれども、区の見解を教えてください。
◎張堂 副参事 おっしゃるとおり、世田谷区内の中でも偏在化は進んでおります。そういう状況は十分認識しておりまして、特に小規模校につきまして、環七内側を中心にしたところにつきましては、今後の人口の動態、地域的な状況、そういったものを総合的に検討いたしまして、十分な検討を行ってまいります。
◆風間 委員 最後に、先日、地域運営学校の委員会を視察してきて、いろいろなことに気づいたんですけれども、運営委員という方々がいらっしゃいます。この運営委員の方々の身分的な立場というのはどういうふうになっているのか、ちょっと教えてもらえますか。
◎古閑 生涯学習・地域・学校連携課長 地方公務員特別職の非常勤という形の位置づけになっております。
◆風間 委員 この任命責任はどこにあるんでしょうか。
◎古閑 生涯学習・地域・学校連携課長 教育委員会でございます。
◆風間 委員 先ほど教育委員会から運営委員の名簿を見せていただいたんですけれども、地域の方々の代表者だったりとか、学識経験者が入り込んでいるということでしたので、任命されているということでしたので、どんな方がいるんだろうかと思って見てみますと、さきの区議会議員の選挙で選挙公報、ある町会長さんが推薦人で名前を載せているわけです。公務員特別職の方がこういった特定政党の特定候補者を支援するといったことは問題ないんでしょうか。
◎古閑 生涯学習・地域・学校連携課長 一つの学校運営委員としての立場でするところにおいては、問題はないと考えております。
◆風間 委員 私が東京都の選挙管理委員会に聞きましたところ、逆で、今のような形で選挙活動をしていると、公職選挙法百三十六条に抵触するおそれがあるということでしたので、今後、地域の方々を任命していく際には、そういったことを十分指導していく必要があるのではないかと考えます。ぜひとも任命の際には、そういったことをよろしくお願い申し上げて、私の質問を終了させていただきます
区議会ホームページの録画映像も是非ご覧下さい。
http://www.city.setagaya.tokyo.jp/kugikai/chukei/h19ke/bu-index.htm

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